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新潟地域指導農業士会では、会員同士の連携強化と情報交換を通じて、地域農業の振興と会員の経営発展を図ることを目的に、10月17日に江南区の現地3カ所を会場として「地域交流研修会」を開催しました。今年度は34名(うち会員21名)が参加し、昨年度の会員参加者14名を大きく上回る盛況となりました。
1カ所目の研修先では、もみ殻堆肥を活用した施設花卉栽培を視察、2カ所目では果樹の選果施設の運用状況と農業経営における第三者継承の取り組みについて学びました。3カ所目では、ライスセンター及び、経営の効率化を目的とした畦畔除去による大規模水稲ほ場を視察しました。
各視察先では、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われるなど、非常に有意義な研修会となりました。今後もこうした研修会を通じて、地域農業のさらなる発展に貢献してまいります。
近年、イノシシによる農作物の被害が増加しており、中山間地域の営農の大きな課題となっていることから、イノシシ対策の「囲い罠」の活用をテーマに、中山間地域等農業振興研修会を阿賀町で開催し、農業者52人の参加がありました。
研修会では、株式会社うぃるこから、囲い罠の設置場所、設置時期、捕獲方法等を講演いただいたあと、既に設置されている囲い罠を用いて、設置の方向やエサの置き方など具体的に説明をしていただきました。
今回の研修会の成果が発揮され、イノシシの農作物被害が減少し、中山間地域で継続的な営農ができるよう、今後も支援してまいります。
ぶどう産地において今後導入が期待される優良新品種について、品種特性の把握や高品質安定生産技術の検討を行い、栽培技術の確立と生産拡大に資することを目的に「ぶどう優良新品種現地検討会」を開催しました。
当日は管内各産地のぶどう生産者とJAなど関係機関職員合わせて40名が参加、「白根グレープガーデン」で栽培特性などを現地研修したのち、「新潟市農業活性化研究センター」で新品種に係る試験研究成果等を研修しました。
さらに室内研修では、新品種11品種について、食味や香り外観などの評価を交えながら試食検討も実施しました。
特に、農林水産省(農研機構)育成品種「サニーハート」や「グロスクローネ」、山梨県の民間種苗会社育成の「富士の輝」などが、品質や栽培特性の点で注目を集めていました。
「シャインマスカット」の拡大により「巨峰」からの品種転換が進む管内各ぶどう産地において、今後導入が進むであろう新品種の高品質安定生産とブランド化について、普及指導センターでは引き続き指導・支援してまいります。
次年度から一般栽培開始となる水稲新品種「新潟135号」(系統名)の現地研修会を開催し、管内農業者12名を含む計41名の参加がありました。
本品種の特性について、高温に強く、食味もこしいぶき並に高いという優れた点の他、穂数が少し確保しにくい点やふ割れが発生しやすい点など栽培上留意すべき特性とその対応策についても説明しました。
当日は大雨が降る悪天候でしたが、品種特性や栽培管理のポイント等に多くの質問が出され、関心の高さが伺えました。
次年度の栽培管理が円滑に進むよう、引き続き、支援してまいります。
環境負荷低減事業活動実施計画の認定について(にいがたエコファーマー)
今夏の高温・渇水及び大雨に伴う農畜産物等被害に関する相談窓口の設置
令和6年能登半島地震に伴う林業・林産物被害に関する地域相談窓口の設置
新潟地域振興局の移転に伴い、平成28年8月29日から所在地は以下のとおりとなりました。
○ 農業部門
〒956-8625 新潟市秋葉区新津4524-1 新津庁舎2階
電話:0250-24-9624(代表) ファクシミリ:0250-24-7188
○ 森林・林業、農村振興、総務部門
〒956-8635 新潟市秋葉区程島2009 新潟市秋葉区役所5階
電話:0250-24-8208(代表) ファクシミリ:0250-24-8264
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