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県土の7割を占める中山間地域では、急速に進む高齢化や人口減少により、農業だけでなく集落・地域での暮らしそのものを続けていくことが難しくなっている地域もあります。
このため、県では、令和3年度から「ビレッジプラン2030」と称し、地域住民が主体となって取り組む将来プランの策定と実践を推進しています。
五泉市下戸倉(旧・村松町)では、令和4年度当初から農業者有志6名が座談会形式で将来の営農のあり方を検討し、このたび、「個々の経営を充実・発展させつつ営農継続を図る方向でプランを検討する」、「新たに農地の請負要請があった時は、協議の場に持ち寄り、耕地の団地化や体制・所有機械など考慮しながら請負う者を決める」の方針整理に至りました。
秋以降は、上記方針の理解・浸透を図るとともに、検討の枠組みを集落全体に拡大し、「暮らし」や「コミュニティ」など新テーマについて話し合いながら、プランの策定と実践者の掘り起こしや育成を図ってまいります。
人口動態や地元関係図から地域活性化の糸口を探ります
高齢化が進む中山間地域では、農地の維持や集落機能の低下が懸念されるところですが、一部地域では豊かな資源を活かした地域づくりが活発化するなど新しい動きもみられています。
このほど振興局では、管内中山間地域農業の活性化を目的に糸魚川市徳合地区と城南地区の視察を実施しました。当日は阿賀町、五泉市の農業者26名が、耕作放棄地を有効活用したわらび栽培や住民が主体的に取り組む地域づくりについて研修し、参加者からは「地元でも取り組めそう」、「集落に持ち帰って話し合いたい」などの前向きな意見が多く聞
参加者から熱心に質問がなされました かれました。
振興局では、今後も元気な中山間地域農業が展開されるよう支援して
いきます。
振興局や市町、JAなどの関係機関・団体で組織する「新潟地域農業振興協議会」では、酪農や牛乳について消費者や地域から理解を深めてもらおうと、「親子わくわく☆モ~モ~スクール」を新潟市江南区で開催しました。
当日は県内各地から小学生親子11組(22名)が参加し、ロイアルヒル・ホルスタインズでは、エサやりや掃除など酪農家のお仕事体験を、また(株)塚田牛乳では牛乳ができるまでの過程を学んだりバターづくりを体験しました。
参加者からは、「牛乳ができるまでの酪農家の苦労や工程が分かった」、「酪農家の牛への愛情が強く印象に残った」、「ますます牛乳が大好きになりました」などの声が聞かれ、実際に見て・触れて・経験して、酪農や牛乳について楽しく学んだ一日となりました。
環境負荷低減事業活動実施計画の認定について(にいがたエコファーマー)
高温・渇水に伴う農畜産物等被害に関する農業者地域相談窓口(2023年夏)
新潟地域振興局の移転に伴い、平成28年8月29日から所在地は以下のとおりとなりました。
○ 農業部門
〒956-8625 新潟市秋葉区新津4524-1 新津庁舎2階
電話:0250-24-7182(代表) ファクシミリ:0250-24-7188
○ 森林・林業、農村振興、総務部門
〒956-8635 新潟市秋葉区程島2009 新潟市秋葉区役所5階
電話:0250-24-8208(代表) ファクシミリ:0250-24-8264
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