本文
管内の農業概要、新潟地域振興局農林振興部農業振興担当(新潟農業普及指導センター)の業務内容及び活動紹介
管内の農業概要
業務内容(農業企画課・生産振興課・普及課)
農業企画課
- 地域農政の総合推進に関する事項
- 農業構造の改善に関する事項
- 農山村地域等の振興に関する事項
- 農業の担い手及び経営体の育成指導の企画に関する事項
- 制度資金に関する事項
- 農業振興地域の整備に関する事項
生産振興課
- 主要作物の生産振興に関する事項
- 米政策の推進に関する事項
- 園芸作物及び特産作物の生産振興等に関する事項
- 畜産の振興に関する事項
- 環境と調和した持続可能な農業の推進に関する事項
- 食の安全・安心に関する事項
- 農畜産物の出荷・流通に関する事項
- 農用地の土壌保全に関する事項
- 鳥獣被害防止対策に関する事項
- 農業災害に関する事項
普及課
- 普及指導活動の企画調整及び実施に関する事項
- 地域農業振興及び農業経営改善の企画に関する事項
- 普及情報に関する事項
- 農業経営及び農業技術の指導に関する事項
- 農業労働及び農村生活環境の向上の指導に関する事項
推進方針(新潟農業普及指導センター)
新潟地域の農業ビジョン
管内は西区・西蒲区を除く新潟市、五泉市、阿賀町があり、都市近郊・平野部・砂丘地・中山間地と多様な地理的・社会的条件の中にある。恵まれた自然環境と高い技術に裏付けられた高品質な農林水産物があり、県内有数の園芸産地がある。一方、稲作主体の小規模な兼業農家が多く、農家の減少速度の加速や高齢化の進行など構造的な問題を抱え、平野部では担い手への農地集積が進んでいる。また農業産出額は、米の消費量減少や米価低下などによりこの30年間ほど減少してきている。このため、「地域計画に位置付けられた担い手を中心とした持続可能な農業・農村の仕組みづくり」、「中山間地域における持続可能な農業・農村の仕組みづくり」、「魅力ある農業経営体の育成」を基本的な方向と定め、「新潟米基本戦略」「新潟県園芸振興基本戦略」「新潟県酪農・肉用牛生産近代化計画」等に基づき地域農業の体質強化の取組を進め、付加価値の高い持続可能な農業の実現をめざす。
施策の展開方向
管内地域の農業・農村の活性化が図られるよう、次の基本課題に沿った取組を関係機関と連携して推進する。
- 力強い農業構造の確立と中山間地域農業の発展
- 収益性の高い魅力ある農業経営の実践
- 農業を担う人材の確保・育成
令和7年度 推進方針
近年の原油・生産資材等の価格高騰や農業者の減少・高齢化に加え、高温・干ばつのような異常気象の常態化が予測される中、農業をめぐる環境の変化を的確に捉え、緊急に解決を要する多くの課題について対象を明確にし、計画的に解決に取り組んでいく必要がある。特に農業の基本である「人」については「新たな担い手」を受け入れる仕組みの構築が大きな課題となっている。そのため普及指導活動においては、付加価値の高い持続可能な農業の実現を目指し、新潟県総合計画を踏まえて、「構造対策・地域対策」と「生産対策」を進め、担い手と地域に着目した効果的かつ効率的な普及指導活動を実施する。人口減少下においても、安定的に新規就農者を確保・育成するため、情報発信や受入環境づくりに加え、多様な人材が活躍できる取組を進める。重点課題3項目については、普及指導センター内にプロジェクトチームを編成し、関係機関・団体、専門家等と連携・協力しながら強力に推進する。
<重点課題>
- 地域計画に位置付けられた担い手を中心とした持続可能な農業・農村の仕組みづくり
- 中山間地域における持続可能な農業・農村の仕組みづくり
- 魅力ある農業経営体の育成
1 力強い農業構造の確立と中山間地域農業の発展
- 経営基盤の強化
- 中山間地域の活性化
2 収益性の高い魅力ある農業経営の実践
- 県産穀物の安定生産・供給
- 持続的に発展する園芸産地の育成
- 畜産物を安定生産する持続可能な経営体の育成
- 環境と調和した農業の展開
3 農業を担う人材の確保・育成
- 就農・定着まで一貫した支援による担い手の確保・育成
- 多様な人材の育成
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)