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「忘れるな拉致 県民集会」を開催しました(令和7年11月15日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0789782 更新日:2026年1月30日更新

 令和7年11月15日(土曜日)、新潟日報社、新潟市とともに新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で、「忘れるな拉致 県民集会」を開催しました。

 当日は木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣にご臨席いただく中、約700名の県民の皆様にご来場いただき、参加者全員が拉致問題の解決に向け思いを一つにしました。

 県民集会の映像は、下記のリンクからYouTubeでご覧いただけます。

  県公式YouTubeチャンネル(拉致問題)<外部リンク>

 

全景

 

新潟日報社 佐藤社長(主催者挨拶)

佐藤社長

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから48年が経ち、非常に長い時間が過ぎました。昨年の集会からこの1年、拉致問題の解決を願って活動してきましたが、またこの日を迎えたことを思うと、年々時間が短く感じられます。

 新潟日報社がこの県民集会を開催してから20年になりますが、その間に首相は11回交代しました。高市総理大臣は北朝鮮との首脳会談を望み、「私の代で解決したい」と述べておられます。その言葉を実現していただきたいと思います。本日は木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣にお越しいただいています。高市総理とともに、何としても解決を実現していただきたく、私たちも運動を続けてまいります。

 

新潟県 花角知事(主催者挨拶)

花角知事

 2002年に5人の拉致被害者が帰国してから23年が経過しましたが、未だ具体的な進展がないことは大変残念です。被害者のご家族は高齢となっており、拉致問題の解決には一刻の猶予も許されません。高市総理大臣は「自らの代で突破口を開きたい」と述べられ、北朝鮮側に首脳会談の開催を打診するなど強い決意を表明しています。政府には拉致被害者の一日も早い帰国につながるよう、全力で取り組んでいただきたいと思います。

 新潟県では今年3月に「拉致問題等の啓発の推進に関する条例」を制定し、県民の関心と理解を深める啓発活動を進めています。この条例に基づき、11月は啓発月間として集会や啓発活動が展開されており、このことが拉致問題への関心を深め、政府の取組を後押しする力となることを期待しています。

 拉致問題の早期解決には、私たち一人ひとりが関心を持ち続け、必ず被害者を取り戻すという強い思いを県民全体で共有し、声を上げ続けていくことが重要だと思っています。その世論の力が、政府が北朝鮮と交渉を進めるための大きな後押しになると考えています。県として市町村や支援団体と連携し、啓発と世論喚起に取り組んでまいりますので、引き続きご支援をお願いいたします。

 

新潟市 中原市長(主催者挨拶)

中原市長

​ 横田めぐみさんをはじめ北朝鮮に拉致された方々は未だ帰国が実現せず、特定失踪者の認定も進んでいない現状は大変残念です。拉致被害者ご本人やご家族の深い悲しみを思うと一刻も猶予がないと感じています。

 曽我ひとみさんや蓮池薫さんは各地で講演し、大澤昭一さんも署名活動を通じて早期解決を訴え続けています。「北朝鮮による拉致問題に関する新潟県市町村長の会」でも、拉致問題を風化させないという強い思いでパネル展や国への要望を行っています。しかし我々ができることには限界があります。2002年以降、23年以上にわたり政権が拉致問題を最重要課題と位置付けてきたにもかかわらず、前進が見られない状況が続いています。

 高市総理大臣は拉致問題の解決に何としても取り組む姿勢を示し、北朝鮮との首脳会談実現への意欲を明らかにしており、拉致被害者ご家族や県民は強い期待を寄せています。新潟市としても、今後、市民への啓発活動に努め、絶対にあきらめないという意思を持って、拉致問題の風化を防ぎ、解決に向けた機運を高めてまいります。

 

木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣(来賓挨拶)

木原大臣

 私は以前から拉致問題に関心を持ち、取り組んでまいりました。熊本出身の松木薫さんのお母様を訪ねた際、必ず連れて帰ると約束した思いを今も強く胸に抱いています。めぐみさんとの再会を願う早紀江さんの思いを私たちは決して忘れてはなりません。

 本日はめぐみさんの拉致現場視察も行いました。48年前の事件は日本の主権と国民の安全が損なわれた重大な事案であり、家族の再会が未だ叶わない現状を痛感しています。拉致問題は人権や人道、国家主権に関わる最重要課題です。私はこの任を縁と受け止め、これまで以上に全力で取り組む所存です。

 高市総理大臣は、金正恩委員長との首脳会談実現を含め、総理自身が率先して具体的成果につなげたいと述べており、政府一丸となって取り組んでいます。拉致問題担当大臣になったからには、強い覚悟を持って、認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の1日も早い帰国を実現すべく、あらゆる手段を尽くして取り組んでまいります。

 拉致問題は過去の事件ではなく現在進行形の課題です。国民が心を一つにし、強い意思を示すことが解決への力強い後押しとなります。政府は啓発活動を強化しており、若い世代にも広く理解を深めてもらう取組を進めています。今後も皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

東京国際大学 伊豆見教授(来賓挨拶)

伊豆見教授

 ただいま木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣から非常に心強い決意をお伺いしましたが、高市総理大臣は拉致問題を最重要課題として取り組む方針を明らかにしています。11月3日の国民大集会で、高市総理は北朝鮮側に日朝首脳会談の意向を伝え、あらゆる選択肢を排除せず、圧力から外交交渉まで幅広く対応する考えを示しました。これは拉致被害者の家族や国民にとって勇気づけられるものです。

 北朝鮮が最も注目しているのは、高市総理の発言の具体性と対応の柔軟性です。従来の日朝関係の枠組みの中では、日朝平壌宣言に基づく国交正常化後の大規模経済協力が前提とされてきましたが、今回の高市総理の発言ではその枠にとらわれない交渉や対応が示唆されました。この点が北朝鮮にとって重要な関心点になっている可能性があります。

 

ご家族の訴え

横田早紀江さん(ビデオメッセージ、オンラインでの出演)

横田早紀江さん

 拉致問題は未だ解決しておらず、めぐみを含む拉致被害者の安否は明らかではありません。私たちには正確な情報が入っておらず、元気でいるのかどうかもわからないのが現状です。

 本当にもう47年もの間、総理大臣が変わるたびに一生懸命に救出を訴え続けてきました。多くの方が署名活動や支援をしてくださる中で、時間は過ぎ、応援してくださる方々も年を重ねており、私も来年90歳になります。拉致は私たちだけの問題ではなく、日本全体の人権や安全に関わる重大事案です。自分のこどもだったらどんな気持ちなんだろうと、自分に置き換えて考えていただけるようにお願いしたいと思います。

 皆様の応援と連帯により、拉致問題への関心が広がってきたことをありがたく思います。すべての被害者が帰国し、喜びを分かち合える日が来るよう、これからも力を合わせて解決を求めていきたいと思います。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

横田拓也さん

横田拓也さん

 48年前の今日、姉めぐみは下校途中に拉致され、家族や日常を奪われました。姉の苦しみ、悔しさを思うと、北朝鮮を許すことはできません。拉致されてから48年、2002年の首脳会談以降23年が経過しても、現在まで進展がない現状に強い憤りを感じています。

 拉致問題は日本国の主権と国民一人ひとりの問題であり、政府の認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を必ず取り戻す覚悟が求められています。10月に発足した高市政権では、拉致問題担当大臣に木原氏が就任し、日米首脳会談や国民大集会において北朝鮮との対話に取り組む姿勢が示されました。現在まで北朝鮮から公式な回答はないものの、一刻も早い首脳会談の開催と被害者の即時帰国実現を強く望んでいます。

 母・早紀江は現在89歳であり、時間的制約がある中でめぐみとの再会を願っています。拉致問題の理不尽さを多くの方に共有していただき、2002年の5人帰国時のような喜びを再び実現したいと願っています。絶対にあきらめません。全拉致被害者を奪還するまで闘い続けます。皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

横田哲也さん

横田哲也さん

 これまで私たち家族は、歴代の首相に拉致問題の早期解決を要請してきましたが、先日就任した高市総理大臣にはこれまでとは違う強い意志を感じています。高市総理は拉致問題を最重要課題として取り組む姿勢を明確にし、国民大集会では北朝鮮に日朝首脳会談の実施を打診したと表明しました。これは政府が手段を選ばず、全拉致被害者の即時一括帰国を実現したいとの強い意欲を示すものです。こうした政府の動きは私たちにとって大きな力となっています。

 私たちが求めているのは、全ての拉致被害者の即時一括帰国です。これまでの交渉で断片的な進展しかない状況は、国民や家族の願いとはかけ離れています。親世代に万が一のことがあってから拉致被害者を帰国させたとしても、それは私たち家族会も救う会も、日本国民の皆様も望んでいることではありません。北朝鮮にとっても時間がないということを、北朝鮮自身が再認識するとともに、賢い選択をして欲しいと思っています。

 家族会として、拉致被害者とその家族が日本の地で再会できる日を目指し、政府と国民が一体となって解決を求めることが重要だと考えています。拉致問題は単なる過去の出来事ではなく、現在進行形の重大な人権・主権問題であり、日本政府の強い姿勢と国民の声が不可欠です。皆様には引き続きご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

曽我ひとみさん

曽我ひとみさん

 今日は、めぐみさんが拉致されてから48年という節目の日です。私は異国で出会っためぐみさんを妹のように思っており、短い時間でしたが大切な時間でした。私は心から、めぐみさんと一日も早く再会したいと願っています。拉致という現実によって、日常の時間や家族の未来が奪われたことは決して許されるものではありません。

 私の母は今年12月で94歳になります。母のことを思うと心が痛みます。時間は限られていますが、私は母と会う日を決してあきらめません。本当にもう時間がありません。もう一度親孝行をさせてください。

 皆様の温かいご支援があるからこそ、私は希望を持ち続けることができています。母が元気でいられるうちに、再び抱き合える日が来ることを心から願っています。

 

大澤昭一さん

大澤昭一さん

 弟が拉致されてから51年が経ち、私自身も年を重ね、時間が残されていないことを強く感じています。

 このたび、国連の「強制的失踪作業部会」が、弟を含む12人の特定失踪者の安否確認と人権保障について北朝鮮に照会を行ったことは、私たち家族にとって大きな前進です。私たちが望むのは即時一括帰国であり、小出しや断片的な情報開示で満足するわけにはいきません。

 特定失踪者も日本人です。日本政府として特定失踪者救出のためにも一層の努力をお願いいたします。私たちの訴えをどうか真剣に受け止めてください。これが私の切なる願いです。

 

中村クニさん

中村クニさん

 娘・三奈子は1998年4月、高校卒業後に予備校の入学金を持って出かけたまま行方がわからなくなり、その後新潟空港から韓国に出国した記録があるものの、その先の足取りは不明です。このため拉致の可能性を排除できない特定失踪者として捜索が続けられています。

 私は長岡や新潟の皆さん、地域の方々に支えられながら捜索活動を続けてきました。また、拉致問題への理解を広げるため、高校や小・中学校で講演をさせていただき、若い世代にも関心を持ってもらえるよう取り組んでいます。高校生からは署名活動など具体的な参加への関心も聞かれました。

 拉致問題が解決したならば、特定失踪者で行方がはっきりわからない家族の状況もわかってくると思います。三奈子はテニスを楽しむ元気な娘で、毎年、庭のハナミズキが美しく咲くたびにその姿を思い出します。こうした日常を取り戻すためにも、拉致問題の早期解決と、特定失踪者を含めた全ての行方不明者の消息が明らかになることを心から願っています。

 

藤田進さんの妹さんからのメッセージ

 兄・藤田進も77歳。本当だったら喜寿のお祝いをする年齢です。行方不明になってから60年と長い月日が過ぎてしまいました。せめて残りの人生を生まれ育った家で過ごさせてやりたい。ささやかな望みです。拉致被害者の皆さんも、迎えに来てくれると信じて待っているはずです。

 10月28日、トランプ大統領と高市総理大臣・家族会の皆さんとの面会がありました。解決に向かって進展があるのではと期待しています。高市総理と新政権で絶対に拉致問題を解決すると、強い思いで臨んでいただきたい。拉致被害者と家族には本当に時間がないのです。一刻も早い再会を実現させてください。心からお願いいたします。

 

若者の思い発表

若者の思い発表

工藤馨さん(写真左)

 私は中学1年生のとき、柏崎市で蓮池薫さんの講演を聞いて拉致問題に関心を持ちました。「自分が生まれ育った土地でこんなことがあったのか」と衝撃を受け、全国の中学生と拉致問題について話し合いたいと思い、政府の中学生サミットに参加しました。

 横田めぐみさんをはじめ12人もの方が未だ家族と会えず、その現状を見るととてもせつなく、一刻も早く解決して再会を果たしてほしいと願っています。私たち若い世代にできることは、この拉致問題を忘れないことだと思っています。解決するまで声を上げ続けなければならないと思う若者を増やしていくことで、解決に近づくと思っています。

竹田航介さん(写真右)

 拉致被害者やご家族のつらい思いをニュースなどで知り、この問題は必ず解決しなければならないと強く感じ、政府の中学生サミットに参加しました。拉致は自由を奪われる重大な人権問題であり、被害者だけでなく家族や友人も苦しんでいます。一刻も早い解決と全ての拉致被害者の帰国を待ち望んでいます。

 若い世代ができることとしては、この問題を知り、関心を持ち続けること、そして声を上げて伝えていくことだと考えています。大きなことはできないかもしれませんが、普段から周りの人に伝えていくこと。そして、このような会に呼ばれた際には、積極的に参加したいです。

 

ミニコンサート(新潟市ジュニア合唱団)

合唱

 拉致被害者やそのご家族を想い、祈りや希望の気持ちを込めて新潟市ジュニア合唱団が「トゥモロー」「花は咲く」「翼をください」の3曲を披露しました。また、その後、ご来場いただいた県民の皆様、拉致被害者のご家族、来賓、主催者など、参加者全員で「ふるさと」を合唱しました。

 

署名提出

署名手交

 救う会新潟の髙橋正会長、曽我ひとみさん、大澤昭一さん、中村クニさんから、横田拓也さん・哲也さん立ち合いの下、木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣に、拉致問題の早期解決を訴える署名4万2507筆を提出しました。

≪木原内閣官房長官兼拉致問題担当大臣≫

 皆様が心を込めて集めてくださった署名簿を受け取りました。皆様が日々署名活動に取り組んでくださった結果と存じます。この署名には、拉致被害者全員の救出を願う切実な思いが詰まっています。政府としてこの思いを重く受け止め、全ての拉致被害者の一日も早い救出に向けて、力強く取り組むことをここに誓います。

 

写真パネル展・署名活動​

 当日は会場のロビーで写真パネルの展示と、救う会新潟による署名活動が行われました。
 拉致被害者を必ず取り戻すという県民の思いが政府を動かし、一日も早い拉致被害者の帰国が実現するよう、関係者一同願っています。

パネル展

 

これまでに開催した県民集会の結果

 これまでに開催した県民集会の結果は、以下のリンク先からご覧ください。

<外部リンク>