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穂が出始めました(アグリ・フーズバイオ研究部)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0680981 更新日:2024年7月30日更新

 前回の記事「屋根のない部屋を建てる」でご紹介した田んぼでは、幅広い熟期の品種や、様々な交配組合せのイネを植えています。早いものは、7月中旬から穂が見え始めます。
出穂期(しゅっすいき)はイネの大事な形質のひとつであり、もれなく調査することが必要です。

 オープントップチャンバーの内部の調査は、中に入らずに行います。例年はビニルシートの外から確認していました。

オープントップチャンバーの内部を確認している様子です。

 今年は思い切って上から見下ろす形に変更し、奥の方まで見逃さないように調査することにしました。某巨人作品風スタイルです。

オープントップチャンバー内を見下ろす形で確認する様子です。

 今年は高温によりイネの生育が早まっており、この日の調査では、とても出穂が早いものが散見されました。同じ交配親から生まれたイネでも、出穂の早晩がまだばらばらなものもあるので、一株毎に出穂の様子を確認していきます。

オープントップチャンバー内の稲株の様子です。

 もちろんオープントップチャンバーの外でも同じ調査はあります。全ての株の穂が確認できる8月中旬ごろまで、この調査は続きます。

ほ場内で出穂を確認する調査の様子です。

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