ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > まちづくり・地域づくり > 地域づくり > > 【三条】第155回にいがた県央マイスター塾(鎚起銅器体験コース)を開催しました!

本文

【三条】第155回にいがた県央マイスター塾(鎚起銅器体験コース)を開催しました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0293485 更新日:2022年10月20日更新

 三条地域振興局では、全国屈指の地場産業集積地帯である「ものづくり」に関わる高度熟練技能者を「にいがた県央マイスター」に認定し、ものづくりの技術・技能を次の世代に継承し、地場産業の振興に貢献する活動を支援しています。

 その1つとして、マイスター自らが企画する、ものづくり体験教室「にいがた県央マイスター塾」を開催しましたので、その様子をお知らせします。

ぐい呑み

一枚の銅板が、自分だけの美しい作品に生まれ変わりました。

奥の深い「鎚起銅器」の世界を体験していただきました。

受講者へ「にいがた県央マイスターカード」をプレゼントしています。

 

 

 

無形文化財「鎚起銅器」体験(マイぐい呑みづくり)

鎚起と鎚起銅器

鎚起とは、銅板を金づちや木づちで叩いて立体的な器物を作る技術です。

製作には時間や手間が掛かることから、全国的に見ても、その産地は、燕市周辺に唯一残るのみとなりました。

その技術によって完成された鎚起銅器(ついきどうき)は、その芸術的な美しさから昭和33年に新潟県から「新潟県無形文化財」、昭和55年には文化庁より「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」に指定されています。

なかでも、湯沸かしや急須の注ぎ口を繋ぎ目なしで作る「口打ち出し」は、地元に伝わる高度な技術です。

開催日時及び受講会場

開 催 日

令和4年10月16日(日曜日) 10時00分~15時00分

会 場

燕市産業史料館(体験工房館)

燕市大曲4330-1

Tel 0256-63-7666

講師(にいがた県央マイスター)

細野マイスター細野 五郎(ほその ごろう)

鎚起銅器(ついきどうき)製造マイスター

元勤務先:株式会社 玉川堂(ぎょくせんどう)

プロフィール
高校卒業後、父の勧めで親元を離れ玉川堂に入社。

平成14年度、伝統工芸士に認定される。

県展・工芸会展等で多数の入賞・入選の実績あり。

令和2年度より燕市産業史料館にて製作体験講師を勤める。

 

 

玉川マイスター玉川 達士(たまがわ たつし)
鎚起銅器(ついきどうき)製造マイスター

勤務先:株式会社 玉川堂(ぎょくせんどう)

プロフィール
昭和63年、株式会社玉川堂入社。

平成14年度、伝統工芸士に認定される。

平成19年、工場長に就任。

平成19年、日本工芸会正会員に認定される。

第59回(平成24年)日本伝統工芸展、第61回(平成26年)日本伝統工芸展入選、第43回伝統工芸日本金工展(平成26年)石洞美術館賞など受賞多数。

 

 

受講内容

1 鎚起銅器の歴史・基礎知識

2 鎚起銅器の実践(「ぐい呑み」の製作)
 (1)  打ち上げ
 (2)  なまし   ※(1)、(2)を繰り返す
 (3)  すず引き
 (4)  着色

塾の様子

ついき
製作工程(左から右へ)

ついき」
マイスターによる説明
ついき
マイスターによる説明
ついき
マイスターによる説明
ついき
打ち上げ
ついき
なまし
ついき
更に打ち上げ(なまし~打ち上げの繰り返し)
ついき
すず引き
ついき
着色
ついき
完成品
ついき
完成品
ついき
完成品
ついき
塾の様子

ついき
塾の 様子

 一枚の銅板から、世界で一つ、自分だけの形や文様のステキな「ぐい吞み」が出来上がりました。

昨年度のマイスター塾の様子

令和3年10月16日・10月17日 第143回・第144回(鎚起銅器体験コース)

 

にいがた県央マイスター塾のページへ

にいがた県央マイスターとは?

このページはリンク自由です 

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ