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8月8日、農業総合研究所と作物研究センターは、専門職系"1day"インターンシップ2023を実施しました。当日は6名の学生が参加し、最高気温38.7度の中、額から汗を垂らしながら研究ほ場を見学したのち、座談会では若手研究職員が体験談を紹介しました。
研究ほ場や施設の見学では、担当職員から調査試料の採取方法や人工交配の手法について説明を受け、膨大で手間のかかる作業を実感したほか、実験室内では微量な試料を用いて、繊細な作業が要求されるDNA分析の業務を見学しました。
また、座談会では、農業系の研究職員にとって一番大事なことは、「体力」との発言に衝撃を受けたり、研究はチームワークが大切なので、コミュニケーション能力が重要という言葉に頷いていました。一方、大学の研究室には無い様々な分析機器を用いた実験の様子を見学し、研究業務への関心を一段と高められたようです。
僅か半日という限られた時間ではありましたが、参加者の方々は農業系研究機関での活動の一端を体験していただけたかと思います。
たいへんな猛暑の中、ご参加いただきありがとうございました。