集落サポート人材育成事業連続講座（第2回）を開催しました

　集落の伴走型支援を行える人材を育成するため、今年度実施している集落サポート人材育成事業の連続講座について、10月16日（金曜日）に第2回を開催し、市町村や農業関係団体、地域振興局の職員のほか、集落支援員など地域の支援に携わる方46名が参加しました。

　今回の研修では、第1回の研修後に、チームの支援を受けて実際に重点地区が作成した地元関係図を持ち寄り、地区が持つ強みや弱み、支援に当たって直面している課題などを共有しました。
　各チームの発表後に、講師である一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所の藤山所長から地区の支援に当たってのアドバイスをいただきました。

　午後の演習では、重点地区において新たな人材の確保に向けた話合いを支援できるよう、シミュレーションを用いた農業就業人口の安定化に必要な具体的な定住目標の設定方法を演習するとともに、目標の達成に向けて目指す地区が持つ強みのさらなる強化や新たな組織やつながりの構築などを、受講者自身が関係図に落とし込み、地元関係図をバージョンアップする作業を行いました。

　今後チームは、演習した内容を重点地区にフィードバックし、地区が行う定住目標の設定やその達成に向けた関係図のバージョンアップを支援します。

　最終回となる第3回の講座は、令和3年1月14（木曜日）に開催する予定です。