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豚熱の発生状況及び新潟県における対応状況について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0223605 更新日:2021年2月5日更新

1 豚熱(CSF)について 

豚熱とは?

豚熱(CSF)ウイルスが感染することにより起こる豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。治療法がなく、発生した場合の業界への影響が甚大である家畜伝染病です。

人への感染は?

豚熱は、 豚やイノシシの病気であって人に感染することはありません。

豚肉はすべて病気や異常がないか検査し合格したものだけが流通するため、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。仮に豚熱にかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。

2 豚熱の発生状況

国内の養豚農場での発生状況

 平成30年9月9日、岐阜県の養豚農場において、国内では平成4年以来26年ぶりとなる豚熱の発生が確認されました。
 
その後、複数県に感染が拡大しており、本県の近隣県でも発生が確認されています。

詳しい発生状況は、下記よりご確認ください。
CSFについて(農林水産省ホームページ)<外部リンク>

新潟県の養豚農場での発生状況

 現在、新潟県内での発生はありません

3 新潟県の対応状況

○令和2年1月から、県内全ての養豚農場の飼養豚に対し、定期的なワクチン接種を実施しています。

○野生イノシシへの豚熱検査、経口ワクチン散布等を実施しています。詳しくは下記をご参照ください。

野生イノシシの豚熱発生状況及び新潟県における対応状況について

4 養豚農家の皆様へ

豚熱侵入防止対策徹底のお願い

防疫対策の再点検を行い、発生予防に万全を期すようお願いします。

  • 立入制限
  • 消毒の徹底
  • 野生動物の侵入防止対策の徹底
  • 異状の早期発見・早期通報
    毎日、飼養家畜の健康観察を行い、豚熱の特定症状がみられた場合は、直ちに家畜保健衛生所へ通報してください。
  1. 耳翼、下腹部、四肢等に紫班(チアノーゼ)がある
  2. 同一の畜房内で、以下のいずれかの症状を示す豚等が1週間程度の間に増加している
    (豚熱以外の事情によることが明らかな場合を除く)
    • ア 40℃以上の発熱、元気消失、食欲減退
    • イ 便秘、下痢
    • ウ 結膜炎(目やに)
    • エ 歩行困難、後躯麻痺、けいれん
    • オ 削痩、被毛粗剛、発育不良(いわゆる「ひね豚」)
    • カ 死流産等の異常産の発生
    • キ 血液凝固不全に起因した皮下出血、皮膚紅斑、天然孔からの出血、血便
  3. 同一畜舎内において、1週間程度の間に複数の繁殖豚又は肥育豚が突然死亡する
    (豚熱以外の事情によることが明らかな場合を除く)

※飼養する家畜に肉を扱う事業所等から排出された食品循環資源を原材料とする飼料を給与する場合には、飼養衛生管理基準に基づき適正に処理が行なわれたものを用いてください。また、当該処理の行われていないものは衛生管理区域に持ち込まないでください。

豚熱の臨床症状と病変(農研機構・動物衛生研究部門ホームページ)<外部リンク>

飼養衛生管理基準(豚、いのしし)の一部改正について

令和2年3月9日付けで飼養衛生管理基準(豚、いのしし)の改正が公布され、令和2年7月1日に施行されました(野生動物防止柵の設置など、一部の取組については猶予期間が設定されています)。

詳細は家畜保健衛生所へお問い合わせください。

飼養衛生管理基準について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>

5 県民の皆様へ

海外へ渡航される方へ

  • 肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。海外から肉製品を持ち込まないでください。
  • 靴に付着した土等はあらかじめ落としてきてください。荷物内の靴についても消毒が必要となります。
  • 入国後1週間は畜産関連施設(ふれあい牧場等を含む)には立ち入らないでください。

家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために ~海外へ旅行される方へのお願い~(動物検疫所ホームページ)<外部リンク>

死亡イノシシを発見した場合

県内の野生イノシシで豚熱感染が確認されています。
死亡イノシシには触らないでください(豚熱は人には感染しませんが、他の病原体を持っている可能性があります)
発見した場所、頭数等を発見場所の市町村へご連絡ください。

山林等へ入られる場合

県内の野生イノシシで豚熱感染が確認されています。
豚熱ウイルスは物に付着して運ばれる可能性がありますので、下山後は靴等の汚れをよく落としてください

 ※きのこ採り等で山林に入られる皆様へのお願い [PDFファイル/127KB]

 

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