6次産業化ファーストステップ研修会（第2回）を開催しました。

　新潟県では、6次産業化や異業種連携（以下「6次産業化等」という。）の取組を検討している新潟県内の農業者等を対象に、6次産業化等に取り組むために必要な知識や実践手法を習得するため、連続講座「夢実現・新潟県6次産業化ファーストステップ研修会」を開催しています。

　今年度は14事業者（19名）から参加申し込みがありました。一般社団法人日本地域イノベーション研究機構 藤澤様、太田様を講師に迎え、全5回（7月～12月）にわたる研修会を通じ、参加者が新たな挑戦へ一歩踏み出せるよう支援を行ってまいります。

　第2回は、8月18日（金曜日）に開催しました。

　今回のテーマは、デジタル活用（クラウドファンディング、EC活用）とビジネスプラン作成に向けた環境分析（SWOT分析）でした。

　クラウドファンディングは複数の事例と取組のポイントを解説していただいたので、参加者から理解が深まったと好評でした。また、例題をもとにグループでクラウドファンディングを設定する演習を行いました。同じテーマでも様々な視点による考え方を共有でき、参考になったとの意見も多くありました。

グループで話し合ったクラウドファンディングの設定を発表

　ビジネスプラン作成演習では、経営理念を実現するために活用できる自身の「強み」や取り巻く「機会」等の環境を整理するための手法であるSWOT分析を学びました。自身の経営の強み、弱みや外部環境の分析を踏まえ、今後のビジネスプランの作成につなげていく予定です。

　第2回目ということもあり、前回よりも打ち解けた雰囲気で、より活発にグループワークが進みました。また、研修後にも参加者同士の交流が盛り上がっていました。

　次回は10月25日と時間が開きますが、引き続き良い雰囲気で充実した研修となるよう努めてまいります。

連続講座「6次産業化ファーストステップ研修会」の概要