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「拉致問題を考える若者の集いin糸魚川」を開催しました(令和7年11月19日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0733391 更新日:2026年1月30日更新

 令和7年11月19日(水曜日)、糸魚川市との共催で「拉致問題を考える若者の集いin糸魚川」を開催しました。セミナーには会場とオンラインを合わせて約1,600名が参加し、横田拓也さんの講演、大澤昭一さんと中村クニさんとの対談のほか、中学生による作文と歌・ピアノの発表が行われました。

 会場で参加した糸魚川市内の中高生からは、「セミナーに参加する前は拉致問題についてあまり考えていなかったが、これからはニュースで拉致問題のことが放送されていたらしっかり考えていきたい。」などの意見が寄せられ、多くの参加者が拉致問題への関心と理解を深めました。

 セミナーの映像(全編版・ダイジェスト版)は、下記のリンクからYouTubeでご覧いただけます。

  県公式YouTubeチャンネル(拉致問題)<外部リンク>

 

会場全景

 

講演(講師:横田拓也さん 演題:「北朝鮮よ、姉 横田めぐみを帰せ!」)

講演 

 姉・めぐみは私が9歳のとき、13歳で北朝鮮に拉致されました。あの日から私たち家族の平和な日常は奪われ、今もなお取り戻せていません。

 もし拉致がなければ、めぐみは普通に学校へ通い、社会で活躍し、自由に生きられたはずです。めぐみと同年代の皆さんが通学している風景を見ると、めぐみにもこうした当たり前の生活、平和、自由があったのでないかといつも考えています。それが、北朝鮮の一方的な暴力による現状変更によって、家族の絆は引き裂かれたままです。

 私はめぐみが帰ってきたら、一人の国民として、「お帰り」の前に「ごめんなさい」と謝らなければならないと思っています。48年間も帰ってこられなかった責任は国民一人ひとりにあるからです。そして、この問題を「誰かの話」ではなく「自分の問題」として受け止め、さらに関心を深めてていただきたい。

 私たちにできることは、言葉を武器にして「必ず取り戻す」と声を上げ続けることです。皆さんの声が日本の外交を後押しし、拉致被害者を取り戻す力になります。私は絶対にあきらめません。姉を、そしてすべての拉致被害者を必ず取り戻すために闘い続けます。

(横田拓也さんは、拉致被害者・横田めぐみさんの弟であり、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表)

作文発表(糸魚川市立糸魚川中学校2年 竹田航介さん)

作文

 私が伝えたいのは、拉致問題は「昔のこと」ではなく「今の問題」だということです。拉致被害者の家族は今も苦しみながら帰国を待っています。

 拉致は自由を奪う行為であり、当たり前の生活や家族との時間を奪います。だからこの問題を「他人事」ではなく「自分の問題」として考えて欲しいです。同じ日本人として、自由を持つ私たちが声を上げ続けなければなりません。一人一人の力は小さくても、多くの人が考え始めれば必ず変わります。

 この問題を決して過去のことにしてはいけません。拉致被害者全員の帰国に向けて歩みを止めず、自由を持つ私たちが声を上げ続けることが必要です。私はこの問題が忘れられないように、そして一日も早く苦しみがなくなるように、これからも声を上げ続けます。

対談(大澤昭一さん、中村クニさん)

対談① 対談②

【大澤さん】

 弟・大澤孝司は1974年、横田めぐみさんが拉致される3年前、佐渡で失踪しました。県職員として勤務していて、外食後、寮へ戻る途中に姿を消しました。翌日から警察が必死に探しましたが、証拠は何も見つかりませんでした。

 今年11月、国連の作業部会が北朝鮮に安否確認・人権保障を求めるリストに特定失踪者を加えたことには大きな意味があります。これをきっかけに日本政府も動いてくれると期待しています。

 糸魚川にも特定失踪者・藤田進さんがいますが、皆さん元気で、いつか新潟県の特定失踪者全員が一緒に帰ってこられることを願っています。

(大澤昭一さんは、特定失踪者・大澤孝司さんの兄)

 

【中村さん】

 娘の三奈子は1998年、長岡高校卒業後、予備校に入学金を納める日の朝に声を交わしたのを最後に姿を消しました。

 その後、部屋からパスポート申請のレシートが見つかり、韓国へ出国したことがわかりました。しかし、航空券を依頼したのは派手なブラウスを着た中年女性で、18歳の娘と同じ人物とは思えません。その女性と関わりがあったはずだと思い探しましたが、見つかりませんでした。

 国連が娘の名前をリストに加えてくれたことを励みに、これからも活動を続けたいと思います。娘のことを思わない日はありません。元気でいてくれると信じています。

 友達と学校で過ごす生活がどれほど幸せなことか。皆さんには、その当たり前の幸せを大事にして欲しいと思います。

(中村クニさんは、特定失踪者・中村三奈子さんの母)

歌・ピアノ発表(新潟市立寄居中学校3年 樋口菜那さん)

 歌・ピアノ

 横田めぐみさんを想い、樋口菜那さん自身が作詞・作曲した「会いたい」を弾き語りで演奏しました。

<外部リンク>