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上越地域医療構想調整会議(事務局:上越地域振興局健康福祉環境部)でのこれまでの協議において、新潟労災病院の医療機能を地域の他の病院(受け皿病院)に移行する再編を行い、新潟労災病院は2026年3月末に閉院するとの合意がなされ、各病院で移行の準備が進められてきました。このたび、再編により閉院するまでの間における新潟労災病院の診療計画が決まりましたので、これまでの検討経過と住民の皆様へのお願いをあわせてお知らせします。
新潟労災病院では医師不足を発端として、病棟閉鎖が相次ぐなど医療機能が低下しており、厳しい経営状況に置かれてきました。現在は、内科の常勤医師も不在のため、内科系疾患を抱えた患者さんを受け入れることも困難です。新潟労災病院でも医師確保に努めてきましたが、低下した医療機能を回復するために必要な医師を確保することができませんでした。
このような中、人口減少の影響により患者が減少し、また医療を担う医師などの医療人材も限られていることから、新潟労災病院単体で医療機能の回復を図るよりも、新潟労災病院の医療人材を地域の受け皿病院に集約(移行)する医療機能再編により、早期に地域全体で医療機能を高める必要があることを地域の医療関係者間で合意し、再編を行うこととなりました。
再編までの間、受け皿病院では新潟労災病院からの医療機能移行に向けた準備を進め、新潟労災病院ではその準備状況を踏まえながら閉院に向けた診療機能縮小を計画的に行います。
新潟労災病院の医療機能は、県立中央病院、上越総合病院、上越地域医療センター病院、知命堂病院、県立柿崎病院、さいがた医療センター等へ移行されます。
新潟労災病院は2025年12月末まではこれまでどおりの診療を行いますが、翌年1月より順次診療機能を縮小し、同年3月13日で全ての診療機能を休止する予定です。その後、同年3月31日をもって閉院します。新潟労災病院を受診中の患者さんは症状などに合わせて新潟労災病院が地域のクリニックを含む適切な医療機関へ紹介します。
診療スケジュールの詳細については新潟労災病院のホームページ<外部リンク>をご確認ください。
【問い合わせ先】
新潟労災病院 Tel:025-543-3123
(ホームページはこちら↓)
<外部リンク>
この度の再編は、地域全体で医療機能を高めていくことを目的に行われるものです。今後、医療を維持していくためにも、地域住民のみなさま一人ひとりのご理解・ご協力をお願いします。
受け皿病院の役割に応じて、最適な医療を受けていただくために、患者さんの状態によって、受診いただく医療機関が変わります。
身近なかかりつけ医をもつことで、日頃の健康管理に関する相談や、大きな病院への受診などの判断に困った時の相談ができるので安心です。
また、夜間の病気やけがで救急車を呼ぶか迷った際の相談は、救急医療電話相談「#7119」(15歳未満は「#8000」)もご利用ください。
LINEで24時間いつでも気軽に相談ができる「AI救急相談アプリ」も便利です。
(参考県ホームページ↓)
「AI救急相談アプリ」~LINEで気軽に救急相談~(県地域医療政策課ホームページ)
夜間の救急医療電話相談(#7119)を実施しています。(県地域医療政策課ホームページ)
(AI救急相談アプリの登録はこちら↓)
<外部リンク>
上越地域の医療再編に関する最新情報は、随時、県のホームページなどでお知らせします。
【問い合わせ先】
新潟県上越地域振興局健康福祉環境部企画調整課 Tel:025-524-6148
新潟県福祉保健部地域医療政策課 Tel:025-256-8947