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職員総出で研究施設・ほ場の除雪作業を行いました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0547261 更新日:2022年12月26日更新
12月18日(土)から降り始めた雪は、20日昼過ぎには園芸研究センター地内の観測で積雪60cm、21日早朝には同75cmを記録しました。湿った雪のため積もりやすく、研究温室や果樹棚に被害が出るおそれがあったことから、急遽19日と20日の両日、職員総出で除雪作業を行いました。

01トラクター

まず、農耕担当の技術職員が63馬力のトラクターで主要道路の雪を除け、12ヘクタールある敷地内の研究施設やほ場への通路を確保していきます。

02除雪機​続いて、各ハウスに向かう細い通路を小型の除雪機で確保していきます。

 

03ハウス暖房​作物を栽培中の加温ハウスは、その熱で屋根の雪は自然落雪します。

04井戸水​屋根から自然落雪した雪は、井戸水を貯めたプールに落ち、随時融かされる仕組みです。

05ハウス間の雪​しかし、・・・・・。

今回のような湿った雪が短期間に大量に降ると、井戸水だけでは融かしきれなくなります。

06シャベル​そんなときはシャベルの出番です。

「千里の道も一歩から」

一かき一かき、地道に除けていきます。

07シャベル2​狭い場所など、機械が入れない場所も研究員、技術員、会計年度任用職員総出の人海戦術で除雪します。

08ブロワー​こちらは、果樹園です。

梨の果樹棚の上に積もった雪は、背中に背負ったエンジン駆動のブロワーの風で吹き飛ばします。

09手作業​しかし、……。

湿って重い雪や、前日降って固まった雪はブロワーの風では飛ばせません。

このまま放っておくと、果樹棚が壊れたり、大事な樹の枝や幹が折れたりと、大きな被害につながりますので、この場合も職員総出の人海戦術で地道に落としていきます。

10手作業2​​狭い隙間から棒などを差し込んで少しずつ作業を行いますが、なかなかはかどりません。

今年の冬はまだ始まったばかり。まだまだ気が緩められません。
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