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在日米国大使館のジョン・ナイリン公使が令和5年3月9日~10日に新潟市と佐渡市の拉致現場の視察や関係者との面談のために、来県されました。
令和5年3月9日は新潟市内で横田めぐみさんが北朝鮮工作員に拉致された現場を視察しました。
めぐみさんが通っていた寄居中学校で説明を受ける様子
めぐみさんの通学路を歩きながら説明を受ける様子
海岸で説明を受ける様子
視察後、ナイリン公使は「自分事として考えると想像できない。ご家族の苦しみは計り知れない。」との感想と、「日本政府も米国政府も拉致問題の解決を強く北朝鮮に求め、拉致被害者全員を一日も早く帰して欲しい。」と話されました。
その後、佐久間副知事と面談されたナイリン公使は、「13歳で拉致されためぐみさんは58歳になった。1日も早く解決しなければならない。米国政府は日本政府を支持し、解決に向けて協力していく。」と話されました。
佐久間副知事からは、今後も拉致問題の即時解決に向け、米国政府からの理解と協力を要請するとともに、ラーム・エマニュエル大使からも拉致問題の実態を知っていただけるよう、本県への視察をお願いしました。
佐久間副知事との面談の様子
令和5年3月10日は佐渡市で曽我さん母娘の拉致現場を視察し、曽我ひとみさんと面談されました。
視察と面談を終えられたナイリン公使は、「拉致問題への理解を深めるための訪問だった。曽我さんとの面談も含め、今回、見たり聞いたりし、肌で感じたことを、大使へ伝えたい。」と話されました。
(写真提供:佐渡市)
曽我さん母娘の拉致現場で説明を受ける様子(佐渡市の国府川河口付近)
曽我ひとみさんとの面談