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新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、主体的な避難行動により人命を守るため、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムライン※が普及することを目的に、「新潟県マイ・タイムライン教室」を開催しています。
※「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した個人の防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
「新潟県マイ・タイムライン教室」では、座学やグループワークを通じて、災害に関する基本的な知識や安全を確保するための避難行動を学びながら、マイ・タイムラインを作り上げるためのものです。
新潟地域振興局地域整備部では、新潟市立下山中学校の3年生(112名)を対象に、NPO法人日本防災士会・新潟県支部の御協力のもと、6月17日、6月19日の2回にわたり「新潟県マイ・タイムライン教室」を開催しました。
★第1回 災害や自分が住む地域の特徴と、ハザードマップを学ぼう
自分が住んでいる下山中学校区の特徴や、平成10年8月に発生した水害と防災施設についての説明を聴き、災害から身を守るための方法と災害リスクの高い地域を示したハザードマップの見方を学習しました。また、昨年に新潟市内で発生した内水による浸水被害の状況をVTRで視聴し、街の様子が普段とまったく異なることを確認しました。
★第2回 警戒レベルを理解して、マイ・タイムラインを作ろう
避難に関する注意点ついて、立ち退き避難や屋内安全確保といった避難の考え方や、避難ルートの安全性の確認などを学習するとともに、防災に関するピクトグラムを学びました。その後、河川情報や気象情報等で発表される警戒レベルごとに、市が発令する避難情報や、その時に取るべき行動の組み合わせをゲーム形式で考え、具体的な避難行動をグループで話し合いました。そして、各生徒が自分の避難行動を整理した「マイ・タイムライン」を作成しました。
参加した生徒の皆さんからは、「水害の危険がある地域であることがわかったので、自分から避難を促したい」、「災害が起きたときに備えて準備しておきたい」、「自分の家が低く、浸水してしまうことがわかったので、家族と避難について話し合いたい」などの感想をいただきました。
今回の開催に当たっては、学校の方で事前に防災学習をしていただいたことにより、マイ・タイムライン教室への理解がより深まったことと思います。また、本教室の一般見学について、学区内の方にご案内しているとのことで、何人かのご近所の方が見学に来られていました。本教室を通じて、地域の防災力がより高まることを期待します。
また今回の教室では、第1回のときにTeNYテレビ新潟、第2回のときにNHK新潟放送局が取材に来られました。いずれもその日の地域ニュースで取り上げていただき、「マイ・タイムライン教室」について広く県民の皆様に知っていただくことができました。
今後も「マイ・タイムライン教室」を実施し、災害発生時の「逃げ遅れゼロ」を目標に、自分の命は自分で守り、率先して安全を確保するための行動ができる人が一人でも増えるように、「助けられる側」から「助ける側」の人になるように、このような防災学習に取り組んで参ります。
マイ・タイムライン教室の具体的な内容については下記リンクよりご参照ください。マイ・タイムライン教室についてのご相談は、下記問い合わせ先までご連絡ください。