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歳入決算額 1兆3,074億円(対前年度489億円、3.6%の減)
歳出決算額 1兆2,902億円(対前年度496億円、3.7%の減)
諸収入が、新型コロナウイルス感染症対応のための制度融資の減等により減少したこと、県債が、借換債の減等により減少したことなどから、前年度と比較して489億円(3.6%)減少し、1兆3,074億円となりました。
金融的経費が、新型コロナウイルス感染症対応のための制度融資の減等により減少したこと、普通建設事業費が、県央基幹病院の整備による受託事業費の減等により減少したことなどから、前年度と比較して496億円(3.7%)減少し、1兆2,902億円となりました。
歳入決算額から歳出決算額を差し引いた「形式収支額」は172億円、形式収支額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた「実質収支額」は25億円、実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた「単年度収支額」は6.4億円の黒字となりました。
また、単年度収支額に財政調整基金の積立・取崩を加味した「実質単年度収支額」は22.2億円の黒字となりました。令和6年度は、令和5年度に引き続き、令和7年度以降の交付税の精算等に対応するための基金「交付税精算等対応分等」の積立・取崩を行っており、財政調整基金から「交付税減少等対応分等」を除いた額(※参考値)は、1.8億円の赤字となりました。


(注1)表・グラフ中の数値は表示単位未満を四捨五入しているため、計数と一致しない場合があります。
(注2)増減額及び増減率は円単位で算出し、表示未満単位を四捨五入しています。


県税や貸付金の償還金など、県が自ら見積って確保できる収入をいいます。
地方交付税や国庫支出金など、国から交付されるものや県債(借入金)をいいます。


人件費や各種団体への助成金など、支出の効果が短期間で終わり後年度に形を残さない経費をいいます。
道路や学校、公園の整備など、将来に形が残るものに支出される経費をいいます。
県債は、道路や学校など県民生活に直結する施設を整備するために借り入れたもので、臨時財政対策債を除いた通常債の残高は、近年、減少しています。
(注)臨時財政対策債は地方交付税で後年度、全額措置されることになっています。

基金には、年度間の財源の不均衡を調整するための基金や、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立てるために設置される基金などがあります。

※ 財政調整基金(交付税精算等対応分等)…決算余剰金(その年度における歳入と歳出の差額)を別区分で基金に積み立てることにより、将来の負担増に対応するもの
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