ふるさとの森と心豊かな暮らしを育む 第 4回「にいがた県産木材大賞」の表彰を行いました
県産木材の供給及び利用の推進について顕著な功績があった者に対し、知事表彰を行いました。
木材生産・加工部門、木材利用部門で顕著な功績があった5者に対して、笠鳥副知事より賞状を授与いたしました。
【表彰式】
令和5年11月1日(水曜日) 弥彦神社
【受賞者】
○木材生産・加工部門(生産)
受賞者 |
主な功績 |
ぬながわ
森林組合
(糸魚川市)
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3名の施業プランナーが森林所有者に対し森林整備説明会等を開催して、計画的に森林経営計画を策定し施業地を確保することにより、安定的な素材生産に取り組んでいる。
また、就業体験を行うなど、若く意欲のある森林作業員の確保に努めるとともに、人材育成にも力を入れている。
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(受賞者の声) |
第4回「にいがた県産木材大賞」を受賞させていただき、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
昭和52年から行っております木材共販市場は令和5年10月で650回のセリ市を開催することが出来ました。ここ最近は、搬出間伐を中心とした森林整備で搬出された木材を中心に販売しており、地域材需要に応えております。
今後も、従業員が安全で安心して仕事のできる職場環境をつくり、今まで培ってきた森林整備を中心とした木材生産・販売を行い、さらなる木材需要に応えてまいりたいと思います。
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○木材生産・加工部門(加工)
受賞者 |
主な功績 |
吉井木材工業
株式会社
(佐渡市)
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製材機や木材乾燥機などの生産設備強化を進めるとともに、木材乾燥士等の資格取得にも取り組み、生産技術や品質の向上を図っている。
佐渡の木であるアテビの活用に積極的に取り組み、アテビ製品の普及に努めている。
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(受賞者の声) |
第4回「にいがた県産木材大賞」を頂き誠に光栄であり、また関係者の皆様方に大変感謝申し上げます。
佐渡島から「初」となるこの賞を頂くことは島内林業関係者の励みになり、また佐渡産材(スギ・アテビ)の需要拡大に向け良い流れになると思います。
11月には佐渡市の新庁舎も竣工しますが、内外装に佐渡産木材が使用されており、アテビ丸太(シンボルツリー)もご覧いただけます。
「佐渡市は71%森林でできています」この木をどう活用するかで島の将来が見えてきます。山積する課題はありますが「持続可能な地域創生」を目指し、今後も新たな取組に挑戦していきたいと思います。
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○木材生産・加工部門(加工)
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株式会社
大川屋製材所
(村上市)
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市産材の活用に積極的に取り組み、市内外の工務店に安定的に供給するとともに、利用拡大にも熱心に取り組んでいる。
保育園や小学校への木工体験や中学校の職場体験など、地域材の良さを伝える取組を積極的に行っている。
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(受賞者の声) |
第4回「にいがた県産木材大賞」の受賞にあたりまして、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
「地域の森と共に未来へ繋ぐ」という経営理念のもと、社員一丸となり、また木材に関係する皆様と手を取り合って、地域の林業振興に取り組んで参りました。その中で、これからを担っていく林業関係の若者達のご理解とご協力、先輩方のご指導、そして行政のご支援があってこその受賞だと考えます。
この賞に恥じないように、今後も地域の林業振興とこの地域がこの先もずっとあり続けるよう取り組んで参ります。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。この度は、本当にありがとうございました。
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○木材利用部門
受賞者 |
主な功績 |
加茂市
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平成26年度から令和4年度にかけて、加茂市新町街区の商店街に木造雁木づくりアーケードを整備した。県産木材を積極的に使用しており、市内外から訪れる人に対して、県産木材のPRとなっている。
アーケードの設置基準である不燃材料の規定を満たすため、不燃天然木の技術を活用し、木造の雁木風アーケードを実現している。
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(受賞者の声) |
第4回「にいがた県産木材大賞」をいただきまして、誠にありがとうございます。
この度の受賞につきましては、加茂市新町雁木通り商店街振興組合の皆様方を始め、関係各位のご協力により受賞することができたと思っております。ありがとうございました。
今後につきましても、地域材の利用促進・普及に努めていきたいと思っております。
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〇木材利用部門
受賞者 |
主な功績 |
ノモトホームズ
株式会社
野本建設
(新潟市)
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県産スギ材の良さを建主にきちんと伝えることで、県産スギ材を多くの部分に使用した住宅を継続的に提供している。
建主を対象にスギの伐採現場見学バスツアーなどを実施しており、地産地消の大切さを伝える取組を行っている。
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(受賞者の声) |
この度は、第4回「にいがた県産木材大賞」を受賞させていただき、誠にありがとうございます。
弊社では設計する住宅の構造材や羽柄材に、県産材を積極的に使うことで、地域の山を守り、自然環境を守り、産業を守るように取り組んでいます。
また、実際の伐採現場を見ていただく「伐採現場見学バスツアー」、製材所で出た柱や梁などの廃材を活用した「薪販売会」、工事現場で発生する木材の切れ端を利用して子ども達が木に触れる機会を増やす「木育広場」などSdgs活動に積極的に取り組んでいます。
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【過去の受賞者概要】