ページ番号を入力
本文
昨年は雪も多く、寒い冬でした。しかし、季節も冬から春に移り替わり、気温もどんどん上昇してきました。
気温が高くなると乳牛は、えさをたくさん食べることが出来なくなり、搾れる乳の量が低下したり、受胎(妊娠)しずらくなってきます。
この日、呼吸が早く、立つのが難儀そうな乳牛がいたので、獣医さんに診てもらったところ、「熱中症だね」という診断。学生達は体を冷やすために、袋に入った氷を頭の上にテープで固定して様子を見ました。
数時間後、牛は元気を取り戻して、搾乳をすることが出来ました。
このように、農業大学校の学生は日々の実習を通して、教科書に載っていない様々な経験を積んで、畜産技術を高めていきます。
氷を頭に乗せて、伸び縮みするテープで固定しました
心なしか、気持ちよさそうに見えます