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夜間の交通事故防止(ライトのこまめな切り替え)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0014547 更新日:2020年9月23日更新

夜間の交通事故防止

 車は急に止まれない

時速60キロメートルで急ブレーキをかけた場合(図1)
停止するまで44mも進みます。(乾燥舗装路面で摩擦係数0.7、反応時間1秒の場合)

 どんなによく見ても 見えない?

例えば、ライトを下向きの場合は前方約40m照射しますが、時速60キロメートルで走っていたら40m先に歩行者等を発見してブレーキをかけても間に合わないということになります。

時速60キロで走ったら、停止まで44メートル必要です。

どうすれば事故を防げるか?

 方法その1   スピードを落とす
速度を落とせば、停止距離は短くなります。例えば、時速40キロでは停止距離は22mです。
(乾燥舗装路面で摩擦係数0.7、反応時間1秒の場合)
 方法その2   ライトを切り替えながら運転をする
ライト下向きでは前方約40m照射、上向きでは前方約100m照射します。
上向きにした場合、約100m先の歩行者を発見できるということです。

ライトは上向き?

ライト上向きが走行用前照灯です。できればライトを上向きにして走った方が安全です。夜間は、歩行者の発見が遅れ事故になることがほとんどです。ライトを上向きにすることによって早く歩行者を発見できます。対向車、先行車がない場合はライト上向きで走行してください。歩行者も反射材を付けましょう。

対向車や前走車がいた場合は、ライトを下向きに切り替えて!

交通量が多い場所などで対向車とすれ違うときや他の車の直後を通行しているとき(図2)は、ライトは下向きにします。 繁華街や住宅街等の歩行者が道路を横断する可能性がある場所ではライトの届く距離に応じた安全な速度で運転しましょう

対向車や前に走っている車がある時は、ライトを下向きにしてください。

ライトは上下こまめに切り替えて運転しましょう

道路交通法第52条第2項には「車両等が、夜間、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。」とあります。また、ヘッドライトの照射距離は、ライト上向きが約100m、ライト下向きが約40mとなっています。

ヘッドライトの照射距離は、ライト上向きで約100メートル

ヘッドライトの照射距離は、ライト下向きで約40メートル

歩行者は反射材をつけましょう