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身近な被害事例

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0014209 更新日:2020年9月23日更新

 インター ネット利用に関する被害やトラブルの相談が数多く寄せられています。一般的な利用の中で遭遇しやすい事例について、概要を下記でご紹介します

架空請求・不当請求

 事 例 1

 Aさんは「完全無料」をうたった着うたサイトから届いたメールを開き、メールの中のリンクをクリックしたところ、「登録ありがとうございました」というメッセージと利用料金を請求する画面が表示された。あわてて表示されていた電話番号に連絡したところ、名前や住所、自宅の電話番号を聞かれたうえ「解約はできない」と言われ、それ以降電話でも料金を請求されるようになった。

 事 例 2

 Bさんはパソコンで、アイドルの動画サイトにアクセスし「サンプル動画はこちらから」というリンクをクリックしたところ、突然「登録が完了しました」というメッセージと、有料アダルトサイトの会員料金を請求する画面が表示された。パソコンを再起動しても、請求画面が消えない。

迷惑メール・チェーンメール

 事 例 1

 Aさんは最近メールアドレスを取得したばかりだが、メールボックスにたくさんの迷惑メールが送信されてきている。

 事 例 2

 Bさんは「TV番組でメールがどこまでまわるか実験しています。これと同じメールを10人の人にまわして下さい。絶対止めないで」というメールを受けたので、友達にこのメールを転送したところ、「チェーンメールを送られた」と言われトラブルになった。

個人情報にかかるトラブル

 事 例 1

 Aさんは友達に見せるため自分のプロフを公開し、プロフには自分の写真と紹介文として実名や学校名などを載せていたが、これらの情報が何者かによって出会い系サイトの恋人募集掲示板にそっくりコピーされて投稿された。以後プロフに設置したメールボックスに卑猥な内容のメールが頻繁に届くようになった。

 事 例 2

 Bさんは以前に交際していた相手に、別れた腹いせとして、インターネットの匿名掲示板等に個人情報や当時の写真等を投稿された。

オークションにかかるトラブル

 事 例 1

 Aさんはネットオークションでライブのチケットを落札し代金を振込んだが、入金以後出品者と連絡がとれなくなり落札したチケットも届かない。

 事 例 2

 Bさんはネットオークションに入札したが落札できなかった。後日出品者を名乗る者からメールが届き「落札者がキャンセルしたので、あなたに売りたい」という内容だったことから入金したが、品物が届かず相手と連絡もとれなくなった。

不正アクセス・ ウイルスによる被害

 事 例 1

 Aさんはオンラインゲームで遊んでいるが、何者かによってキャラクターを不正に操作され、装備やお金がすべて奪われてなくなっていた。

 事 例 2

 Bさんはウェブメールのパスワードを自分の誕生日に設定していたところ、Bさんの誕生日を知る人にメールボックスを覗き見られたうえ、Bさんを騙った誹謗中傷メールを送信された。

 事 例 3

 Cさんはコンピュータウイルスに感染したことにより、インストールされていたファイル共有ソフトを通じて、パソコンの中に保存されていた仕事の記録や家族の写真などを流出してしまった。

 ご紹介した事例は一例です。このようなケースは後を絶たず、インターネットを利用されるすべての人が被害に遭う危険性があります。ネットの利用は自己責任が原則です。必要な被害防止策を確実に行い、被害防止に心がけて下さい。


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