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警察職員先輩メッセージ
交通工学
現在の仕事を一言でいうと?
道路交通の安全と円滑を図る交通管理業務です。
詳しい仕事の内容は?
今私が担当しているのは、交通管制システムに係る企画、設計及び維持管理業務あるいは交通調査の実施とそれに基づく同システムによる信号機の調整などの運用業務です。
また、交通事故現場の交通安全対策や渋滞解消対策あるいは街づくりに必要な交通計画に携わるなどしており、交通工学の知見が活かせると思います。
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交通管制センターには、県内主要道路の渋滞等の状況をリアルタイムで表示するモニターが設置されています。 | 事故やイベント等により渋滞が発生した場合は、信号機を調整し円滑に車両が流れるように調整します。 |
この職種を志望した動機を教えてください。
大学で交通関係の研究室に所属していたため、それを生かせる職業につきたいと考え志望しました。
今まで嬉しかったことは?
信号機の調整を行ったことにより、「交通の流れが良くなった」「安心して道路を渡れるようになった」といった声を頂けるのが一番の喜びです。
この職種の面白さ、魅力を教えてください。
信号機が交通に与える影響は大きく、ほんの数秒の調整でも交通の流れが大きく変わる場合があり、責任が大きい分やりがいがあります。
仕事をする上での苦労や難しい点を教えてください。
交通の流れは様々な要因で日々変化しますし、交通渋滞が県民に皆様に与える影響は大きいため、日頃から広い視野を持って変化に敏感でなければならないところです。
職場の雰囲気を教えてください。
私の勤務する交通規制課の交通管制センターには、警察官はもちろん、事務系の職員や技術系の職員、他省庁からの出向者などがおり、わからないことはそれぞれの専門家に聞くことができますし、いろいろな考え方に触れることができるのもいいところだと思います。
これからの夢や目標は何ですか?
交通事故や渋滞を無くすために様々な新しい技術が開発されていますので、それらの導入に積極的に関わっていきたいと思っています。
就職活動中の学生さんにメッセージをお願いします。
「警察」と聞いただけで何となく一歩引いてしまう方もいるかもしれません。確かに責任の重い仕事かもしれませんが、その分やりがいの大きい仕事ですので、選択肢の一つにして頂ければと思います。