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警察職員先輩メッセージ
科学捜査研究所・法医
係名 | 法医科 |
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階級 | 技師 |
採用 | 平成19年4月 |
最終学歴 | 金沢大学大学院 |
現在の仕事を一言でいうと?
私の仕事は事件・事故における証拠資料について鑑定をする仕事です。
詳しい仕事の内容は?
事件現場に残された血痕などの資料について科学的な検査を行います。
主に生物由来の資料を扱い、最近はDNA型鑑定が主な業務となっています。
今まで嬉しかったことは?
自分の行った鑑定が犯人逮捕や事件の立証につながったときは、この仕事をやっていてよかったなと思います。
魅力・面白さ
自分の専門分野を活かして、事件解決に貢献できることが最大の魅力だと思います。
苦労・難しい点
扱う資料が証拠資料であることから間違いは許されず、細かいところまで気を配らなければなりません。
仕事中は常に緊張感が漂い、鑑定にはとても神経を使います。
警察職員を選んだ理由を教えてください。
学生時代は主にDNAを扱った研究をしており、そこで習得した知識や技術を活かせる仕事に就きたいと考えていました。
その中にDNA型鑑定を行う職業として科学捜査研究所の職員がありました。科捜研といえば、様々な証拠品の中から犯人に結びつくものを特定し、犯人逮捕に貢献できる(=人の役に立てる)と思い、志望しました。
職場の雰囲気を教えてください。
鑑定業務は、基本的に鑑定人個人で行うため、仕事を任される部分が多くなります。そのため、責任も増しますが、わからないことがあれば気軽に相談でき、何かあったときは皆で対応するといった雰囲気です。
これからの夢や目標は何ですか?
採用されて5年目となりましたが、取り巻く状況は日々変化していきます。
常に新しい情報を取り入れ、学ぶ姿勢を忘れずに、周りから頼りにされる鑑定人になりたいと思います。
就職活動中の学生さんにメッセージをお願いします。
あまり知られていない職業であり、採用も不定期ではありますが、DNAなどの生物系の分野を得意とする方、興味のある方は選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。