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採用BLOG~採用係からのメッセージ~
【警察学校卒業式 ~初任科 短期過程~ 】 |
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みなさんこんにちは、採用係の木立(きだち)です。
あっという間に新米が食べられる季節になりましたね。
さて、去る9月29日に警察学校で卒業式が行われ、
初任科生たちが新米警察官としての新たな一歩を踏み出しました。
卒業を迎えたのは初任科生60名。
昨年の採用試験に合格し、今年の4月に入校した大卒の警察官です。
卒業式では、目に涙を浮かべる学生が多く、感動の卒業式でした。
確かに学校生活は厳しいのですが、卒業する時に涙が出るというのは、
それだけ達成感があったということにほかなりません。
警察官であれば、誰もが卒業式後の教官方との握手は見ているだけで泣いてしまいそうになります。
私は、初任科を卒業して8年が経ち、古米の部類になってしまいましたが・・・笑
初任科生時代の記憶は今でも鮮明に残っています!!!
私が一番苦労したのは評定試験(定期試験)でした。
同学級の女性警察官に勉強方法を教えてもらったり、暗記するまで問題を出してもらったり、
自主トレーニング中も体育館を走りながら問題を出し合ったことを覚えています。
もう一つ強烈に覚えているのは、担当教官からの指導です。
非常に厳しく指導されたことがありましたが、今になって思い返すと、
自分のためにあんなに真剣に向き合ってくださる人は本当にありがたい存在だったなと感謝しています。
ほかにも、強歩訓練の際、同学級の女性警察官全員でゴールテープを切った瞬間が忘れられないとか、
登山訓練をやり抜いたあとに食べた豚汁は最高だったとか、
休日、同期と寮で過ごした時間が楽しかったとか、
学校での思い出は沢山あります。
当時社会人1年目。
まだまだ学生気分で社会人として未熟だった私にとって、
間違いなく人生で一番濃い6ヶ月間だったと思いますが、決して厳しかった思い出だけではありません。
本気で一人前の警察官に育ててくれようとする教官や、
助け合い精神を育みながら共に頑張る同期に囲まれて過ごす6ヶ月は本当にかけがえのない時間でした。
そんな場所が警察学校です。
今回卒業した新米警察官60名もそれぞれ色々なことを学び、成長した学校生活だったと思います。
新米警察官の今後の活躍を祈念して今日は終わりたいと思います。
赴任地でも頑張れ!新米警察官!!