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新潟県ではここ数年、年間400人余りの尊い命が自殺で失われており、これは交通事故で亡くなる方の約7倍に当たります。また、人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率は、全国平均と比べて高い値で推移しており、大変深刻な状況です。
厚生労働省の人口動態統計によれば、新潟県の自殺者数は令和6年の概数で426人で、前年より22人増加しました。また、自殺死亡率は20.5と、全国ワースト2位(前年8位)でした。
管内(魚沼市)では、毎年10人ほどの方が自殺で亡くなっており、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指し、取組を進めています。
自殺は、その多くが、防ぐことのできる社会的な問題です。また、ひとつの要因だけでなく、様々な問題が複雑にからみ合い、追い込まれた末に起こるものです。
悩みを話すことで問題が整理されたり、解決の糸口が見えてきます。
あなたのその悩みを、一人で抱え込まず、話してみてください。
また、あなたの身近な人の様子が「いつもと違うな」「元気がないな」と気づいたときには、「どうしたの?」と声をかけ、話に耳をかたむけてください。難しい悩みを抱えていたら、相談できる場所があることを伝えてください。
相談することで得られる情報には、相談できる専門機関や医療機関、受診の目安などがあります。
相談できる専門機関は、下記のバナー「こころの相談 にいがた」からも、御確認いただけます。
「ご自身が悩みを抱えている場合、どう相談すればよいのか」「周りに悩んでいる人がいる場合、どう支えればよいのか」について紹介されています。
厚生労働省「主な相談窓口一覧(令和7年2月28日現在)」 [PDFファイル/994KB]
厚生労働省「自殺対策 いのち支える」<外部リンク>
厚生労働省「もし、悩みを抱えていたら『まもろうよ こころ』」<外部リンク>
厚生労働省「こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」<外部リンク>
厚生労働省「こころもメンテしよう」~若者を支えるメンタルヘルスサイト~<外部リンク>
厚生労働省「支援情報検索サイト<外部リンク>」
厚生労働大臣指定法人「いのち支える自殺対策推進センター」<外部リンク>
国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」<外部リンク><外部リンク>
自殺対策支援センター ライフリンク<外部リンク>
内閣府 孤独・孤立対策推進室「あなたはひとりじゃない」<外部リンク>
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
各地域では、地域の実情にあった形でゲートキーパーの養成に積極的に取り組んでいます。かかりつけの医師を始め、教職員、保健師、看護師、ケアマネージャー、民生委員、児童委員、各種相談窓口担当者など、関連するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなっていだだけるよう研修会が実施されています。
詳しくは、以下の各サイトからご覧ください。
政府広報オンライン「あなたもゲートキーパーに!」<外部リンク>
政府インターネットテレビ「まもろうよ こころ~誰も自殺に追い込まれることのない社会へ」<外部リンク>
ゲートキーパーになろう!<外部リンク>
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