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【魚沼】ノロウイルスによる食中毒や感染症を防ごう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0242098 更新日:2023年10月30日更新

 新潟県では、冬季にノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒が多発することを考慮して、その予防のため11月から3月の5か月間を「ノロウイルス食中毒予防強化期間」に設定し、県民の皆さん、食品営業者の皆さんに集中的に注意を呼びかけています。
 感染予防の基本は「手洗い」です。2度洗いが有効です。


下記の事柄に十分留意して、ノロウイルス食中毒を防ぎましょう。

  • 石鹸を泡立てて手洗いをし、流水で十分にすすぎましょう。

 調理前、食事前、用便後、特に、おむつ替えや、下痢便、おう吐物の処理をした後は丁寧に。

  • ウイルスがいる場所を掃除しましょう。

 トイレ、ドアノブ、水道蛇口の取っ手、電化製品のスイッチ、冷蔵庫の取っ手等、手の触れるところを丁寧に水拭きを、できるところは水洗いをしましょう。

  • 「不顕性感染」にも注意しましょう。

 感染していながら、おう吐や下痢などの症状を示さないことがあります。ただし、便からはウイルスが排出されており、感染源となる場合もあるので、日ごろから手洗いなどの予防対策を徹底しましょう。

ノロウイルスの症状は、吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱等

  1. ノロウイルスは、ヒトの腸管の生きた細胞内で増殖します。食品中では増殖しません。わずか10個から100個程度のウイルスを摂取しただけで発症することがあります。
    食品からだけでなく、ヒトからヒト、環境からヒトへ感染することもあります。
    85℃から90℃で90秒間の加熱で失活できます。アルコールや逆性石けんは、あまり効果がありません。次亜塩素酸ナトリウム(200ppm以上)の消毒液でウイルスを失活できます。
  2. 症状は、吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱等です。(症状がない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。)
    潜伏期間は1~2日。通常は2、3日で回復しますが、高齢者など抵抗力が弱まっている場合、重症になることがあります。
    症状が治まっても、1週間(長いときには1か月)程度は便にウイルスが混じっているので、食品の取扱い等に注意する必要があります。

ノロウイルスの症状は、吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱等の画像

主な感染ルート

  1. カキや二枚貝を生で食べたとき
    一部の貝類では、海水中のプランクトンをエサとして取り込んだときに、ノロウイルスが内臓に蓄積されることがあります。特に、内臓ごと生で食べるカキは要注意です。
  2. 人から人に直接感染するとき
    ウイルス感染者の便やおう吐物を処理したときなどに、手先にウイルスがついたり、不適切な処理でウイルスが残存し、それが乾燥して舞い上がり、口に入ることで発症することがあります。
  3. ウイルス感染者の手指等を介して汚染された食品を食べたとき

予防のポイント

  1. 食品は中心部を85℃から90℃で90秒間加熱する。
  2. 下痢や風邪に似た症状があるときは、調理作業に従事させない。
  3. 調理の前、トイレの後などには、流水と石けんで手を洗う。
  4. 調理器具は食材・用途ごとに使い分け、使用後は洗浄、消毒を徹底する。
  5. おう吐物や便は注意して処理する。ペーパータオル等で静かに除去し、汚れた床等は1000ppm以上に調製した塩素系薬剤で消毒する。
    処理した後は手指をよく洗浄・消毒する。
    (詳しくは、以下の「嘔吐物の処理手順」をご覧ください。)

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