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黄色ブドウ球菌

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0711965 更新日:2025年2月3日更新

特徴

  • 環境に広く分布しています。また、人の鼻、咽頭、腸管、化膿傷等に分布しており、くしゃみや手指を介して食品を汚染することがあります。
  • この菌は食品中で増殖する際、エンテロトキシンという毒素を産生します。この毒素は、熱に強く、通常の調理では分解されません。

  黄色ブドウ球菌
  出典(内閣府ホームページ:https://www.fsc.go.jp/sozaishyuu/shokuchuudoku_kenbikyou.html)

 症状

  • 吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
  • 潜伏期間は1~5時間(平均約3時間)
  • 1日~3日で回復

原因となりやすい食品

おにぎり(鮭)

  • おにぎり、弁当等が多い。
  • 食品取扱者が保菌している黄色ブドウ球菌が食品を汚染し、増殖して食中毒を起こすことが多い。

 

 予防のポイント

  • 手袋調理済み食品に触れる前は、手指を洗浄消毒する。手指に化膿傷があるときは、直接食品に触れない。必要に応じて清潔な使い捨て手袋を着用する。(菌をつけないため)
  • マスクや帽子を着用する。(咳やくしゃみ等からの汚染を防止するため)
  • 調理済み食品は、室温に長時間放置しない。(菌をふやさないため)
  • 食べる直前に加熱するだけでは、予防できない。(生成された毒素は通常の加熱調理では分解されないため)

県内の発生状況

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