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カンピロバクター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0679578 更新日:2025年2月3日更新

★ 4月から6月は「カンピロバクター食中毒予防強化期間」です! ★
(その他の期間でもカンピロバクターの食中毒は発生するため、注意が必要です。)

特徴

  • 家畜、家きん、ペット(イヌ、ネコ)、野生動物、野鳥等の腸内に生息しています。
  • 主に食肉(特に鶏肉)に付着しています。
  • 乾燥状態や熱に弱い一方で、低温では長期間生存します。
  • わずか100個程度の菌でも摂取すると発症します。

  カンピロバクター画像
  出典:内閣府ホームページ(https://www.fsc.go.jp/sozaishyuu/shokuchuudoku_kenbikyou.html)

症状

  • 発熱等の前駆症状の後、吐き気、腹痛、下痢等があります。
  • 潜伏期間は一般に2~7日間(平均2~3日)
  • 回復後、2~4週間排菌がみられることがあります。(長い場合は、数ヶ月に及ぶ)
  • まれに感染後に神経疾患であるギラン・バレー症候群を発症することもあります。
ギラン・バレー症候群とは
急激に手足の筋力が低下し、症状が進行する末梢性の多発性神経炎が数週間持続し、その後、ほとんどの場合は寛解する。カンピロバクター感染も同症候群を誘発する要因の一つとして考えられているが、その機序等は未解明。

原因となりやすい食品

  • バーベキュー肉料理(特に鶏肉)、バーベキュー等
  • 飲料水(井戸水、湧き水)
  • 二次感染を受けた食品(サラダ等)

予防のポイント

  • 焼肉1
    鶏肉等の食肉は中心部まで十分に加熱し、生食や加熱不十分な食肉は避けましょう。
  • 調理器具を使い分けましょう(肉用、野菜用等)。使い終わった調理器具は洗浄・消毒し、十分乾燥させましょう。
  • 焼肉をする場合は、専用トングを使うか、生肉を扱う箸と食べる箸を別々にしましょう。
  • 生肉を扱った後は、必ず手を洗いましょう。 
  • 飲料水(井戸水、貯水槽)は必ず塩素消毒しましょう。

県内の発生状況

 

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