ランタンキャンプ～香ばしさと灯りでおもてなし【新発田市川東】

焙煎、燻製、窯焼き～ランタンの灯りのもと交流の輪が広がる

二王子岳（にのうじだけ）を仰ぎ見る、加治川の東側（右岸）に位置する自然豊かな新発田市川東地区。

春まだ浅い二王子岳

3月16日土曜日に「ランタンキャンプ～早春編」が開催されました。​地元の若者が地区の魅力を伝えるため、キャンプをとおして参加者との交流を図るものです。
今回は、コーヒー焙煎・抽出、燻製作り、ピザ作りなどを参加者と地元の若者が一緒に行って交流を深めます。

ランタンの灯りのもと、話が弾む

初めてのコーヒー豆焙煎～煎り加減が難しい

コーヒーは生豆を焙煎することから始めます。手網焙煎器に淡緑の生豆を入れて炭火にかけます。なかなか色が均一に付きません。手網を振り続けると手が疲れるので、参加者が順番で交代で振ります。「あっ、コーヒーの香り！」、立ち上がってくる香ばしさとともにコーヒー談議に花が咲きます。
一網目は表面だけが焦げて中まで火が通っていないようで、えぐみのあるコーヒーになってしまいました。再チャレンジです。最初はさっと近火で煎って、次に遠火でじっくり焙煎します。中まで焦がしすぎないよう要注意。今度はコクのあるおいしいコーヒーとなりました。なかなか難しいものですね。

燻製にチャレンジ～香りと凝縮された旨味は味わえるのか

燻製釜に桜のスモークチップを入れ、チーズを入れて燻製開始。しばらくすると燻製釜から大分煙が漏れてきます。大急ぎで釜にアルミ箔を巻き付けてしっかり煙を釜の中に充満させます。
待つこと数十分、ふたを開けてみるとチーズがこんがりといい色に、大成功！燻製独特の香りは少しもの足りないところですが、旨味が凝縮されたチーズを参加者は味わうことができました。

ピザ作り～具材てんこ盛りもまた楽しい

テーブルの上ではピザのトッピングが始まりました。トマトソースを敷いて、ベーコン、地元産の野菜の他に越後姫、チーズ、サケ、そしてチョコやマシュマロまでのせててんこ盛りに。明らかに積載オーバー。

ピザ焼きマイスター（イベント主催者の一人）が七輪コンロ釜にピザを入れ、焼きあげます。待つこと数分、熱々のピザはこんがりキツネ色に。口に入れれば、はふはふの後に「うまい！」の声が出てしまいます。
季節が変われば地元産のさまざまな野菜をのせることができそうです。夏には、地元ブランド野菜の二王子ナスをぜひ味わってみたいものです。
だんだん日が暮れてきました。たき火と幻想的に灯るランタンのもと、会話が弾みます。
引き続き、新発田市川東地区では地域内外の方々との楽しいイベントを計画しているようです。決まりましたらお知らせします。

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