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令和8年3月26日(木曜日)に、国の文化審議会(会長 島谷 弘幸)が開催され、新たに「野首遺跡出土品」を指定するよう、文部科学大臣に答申が出されました。
指定は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となります。
【国重要文化財(美術工芸品)】指定
(種 別)重要文化財(美術工芸品)
(名 称)野首遺跡出土品
(のくびいせきしゅつどひん)
(所有者)十日町市(十日町市博物館保管) 新潟県十日町市千歳町3―3
(時 代)縄文時代
【概要】
野首遺跡は新潟県十日町市に位置し、信濃川の支流である飛渡川(とびたりがわ)との合流点 に形成された河岸段丘上に立地する、縄文時代中期から後期にかけての集落遺跡である。
その内容は、縄文時代中期前葉から後期中葉を主とする、遺存状態の良好な土器を中心に、各種の土製品や石器・石製品で構成される。特に、信濃川流域に特有な火焔型・王冠型土器の変遷と消長がよくわかる点、各時期における周辺地域 の影響を受けた土器群、赤色顔料・漆精製に関する製品や、彫刻された石皿の存在などが特徴である。
これらは、きわめて造形の優れた土器を多数含む一括で、各時期における周辺 地域との交流・葬送・祭祀・生産・生業の在り方をよく示し、その長期的な変化を明らかにできる、学術的価値の高い考古資料である。

野首遺跡出土品(提供:十日町市 Photo:T.Ogawa)