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令和3年度県文化財の指定に係る答申が出されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:202202182 更新日:2022年4月1日更新

令和3年度県文化財の指定に係る答申が出されました

 令和4年2月18日(金曜日)に、新潟県文化財保護審議会(会長 飯島康夫)が開催され、新指定4件の有形文化財を新潟県文化財に指定するよう、新潟県教育委員会へ答申されました。
 なお、県文化財の指定は、県報告示(3月下旬予定)をもって正式決定となります。これにより、新潟県指定文化財は389件となります。

有形文化財(工芸品) 金銅装笈・1背

青龍寺蔵金銅装笈

【金銅装笈(こんどうそうおい)】

  • 山岳信仰の拠点である多宝山の麓に立地する青龍寺に伝えられた木製漆塗り四脚の箱型笈。
  • 金銅装笈と通称される形式で、正面に仏教図像を表した金銅板を貼る。
  • 15~17世紀初めの信仰と工芸の在り方を示す文化財として重要。

有形文化財(工芸品) 金銅装笈・1背

東福院蔵金銅装笈

【金銅装笈(こんどうそうおい)】

  • 東福院に伝わる木製漆塗り四脚の箱型笈。
  • 金銅装笈と通称される形式で、正面に仏教図像を表した金銅板を貼る。
  • 15~17世紀初めの信仰と工芸の在り方を示す文化財として重要。

有形文化財(考古資料) 高平遺跡出土品・853点

高平遺跡出土品

【高平遺跡出土品(たかだいらいせきしゅつどひん)】

  • 縄文時代中期中葉を主体とする出土品。
  • 土器は東北系土器を主体に、火炎土器、北陸系土器から構成され、各地の影響がうかがえる。
  • 石器は漁労具に使われたと推測される錘、土製品では土偶を中心に祭祀具が多い。
  • 火炎土器分布圏の北限域の様相を示す好例。

有形文化財(考古資料) 延命寺遺跡出土品・457

延命寺遺跡出土品

【延命寺遺跡出土品(えんめいじいせきしゅつどひん)】

  • 飛鳥時代・奈良時代の出土品で、土器や農具、紡績具、木簡、耳環、帯金具、木製祭祀具、銅鈴などがある。
  • 飛鳥時代の耳環は階層性を示す装身具で、土器からは近畿地方や東北地方と交流がうかがえる。
  • 奈良時代の木簡や帯金具、木製祭祀具は律令官人の活動を裏付ける出土品であり、紡績具は農業以外の多様な生産を物語る。
  • 律令制施行に伴い、国家が地域の有力者を介して地方統治を遂行していく過程を示す資料。
<外部リンク> 県公式SNS一覧へ

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