第4回にいがた食の安全・安心審議会
「にいがた食の安全・安心審議会」とは?
当日は、14名の委員に出席していただきました。
にいがた食の安全・安心基本計画(案)は、審議会に諮問され、当日の意見、県民電子会議室での議論、別途策定中の新潟県食育推進計画の内容も踏まえた答申が今後なされ、その答申を踏まえ修正したうえで、今年度中に計画を公表する予定です。
議事録 [PDFファイル/283KB]
主な意見
報告事項 『パブリックコメントの実施結果について』『県民電子会議室の開催と実施状況について』
- パブリックコメントの意見に包装の破損や物流についてのものがあった。包装や容器の安全・安心についても計画の中で取り組むべき内容ではないか?
- 県民電子会議室の参加者数を見ても、食の安全・安心に対する県民の気運が高まっていると感じられず、大きな課題ではないか。
- 容器包装の廃棄について、施策20の消費者の責務に、食の安全・安心のためにも、自ら環境保全に取り組む、水環境を守るなどを加えてはどうか
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議題 にいがた食の安全・安心基本計画(案)について
(1)施策10「研究開発の推進」
- 「環境保全型農業の推進に向けた研究課題数」など現状維持の指標は、どうかと思う。
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(2)施策11「県からの情報発信の強化」
- 施策11だけではないが、努力目標的な指標も加えるべきではないか?やる気とか意欲を高める上でも必要かと思う。
- 県からの情報提供が十分と感じる県民の割合を、計画の目標値まで増やすには取組が不足しているのではないか?今後の課題としてほしい。
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(3)施策12「食品関連事業者から消費者への情報提供の推進」
- 取組指標がすべての取組に設定されていないのが心配。取組に対応して取組指標を設定すべき。
- 取組指標「学童等体験活動参加者数」は、何の活動かわからないので、活動内容がわかるものにしてほしい。
- この施策には取組が5つあるが、データ化できるのであれば他の指標も設定してほしい。
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(4)施策15「食育の推進について」
- 学校給食の安全性について、食育の中で記述したらどうか?安全・安心に特化した食育の推進としてはっきり書き、この計画で取り扱う食育の範囲をわかりやすく説明してはいかがか?
- 施策15の食育を食の安全・安心に特化するのであれば、指標は、食の安全に関連するものにすべきではないか?
- この計画は、食品関連事業者、県民、消費者まで含めた全体でどのくらい計画が遂行されて実効あるものだったか判断する必要があり、県だけで判断できる指標と県民の責務がどれくらい達成されたか、例えばコストに対して理解が深まったとか、安全・安心に対して関心を持つ頻度やレベルが高まったかというところまで考えなければならない。県の安全・安心のホームページビューなどの指標を加えてはどうか。
- 施策15で食育と安全・安心の区分けは重要なポイント。食育が進展すれば食の安全・安心の評価も高まるといった関係もあり、指標に食育と連動するものがあるとよい。
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(5)計画全体について
- 消費者の役割の達成度は、どのように点検されるのか?
- この計画は、食育推進計画と比較すると、用語説明が35あり、難しい言葉を使い過ぎで固い印象を受けるため、文中で説明できないか。
- 県民に自らの役割を伝えるため、リーフレットなどで消費者、事業者に計画が行き渡る仕掛けを考えてほしい。

<外部リンク>
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