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十日町市内の飲食店でカンピロバクターによる食中毒が発生しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0738586 更新日:2025年12月31日更新
発生概要 

 令和7年12月26日午前11時頃、十日町保健所管内の医療機関から十日町保健所へ、胃腸炎症状を呈して受診した4人が12月21日に十日町市内の飲食店で会食をしており、食中毒の疑いがある旨の連絡があった。

 十日町保健所が調査した結果、12月21日に「割烹 どばし」の弁当を喫食した1グループ2人及び会食で利用した1グループ18人のうち、会食で利用した1グループ18人中9人が、12月23日午前1時から下痢、発熱、腹痛等の症状を呈しており、患者5人の便からカンピロバクターが検出された。

 同所は、患者グループは複数の家族で構成され、共通する飲食物が同飲食店で提供された飲食物に限られること、患者5人の便からカンピロバクターが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が提供した飲食物を原因とする食中毒と断定した。

 なお、患者は全員快方に向かっている。

患者の状況 摂食者数 20人
患者数 9人 (男性3人、50歳代  女性6人、20~50歳代)
治療を受けた者 4人
入院した者 0人
症状 下痢、腹痛、発熱等
原因施設 名称 割烹 どばし
営業者 星名 秀利(ほしな ひでとし)
所在地 十日町市水口沢76番地23
業種 飲食店営業
原因食事 「割烹どばし」が12月21日に提供した飲食物
病因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
検査 検査検体 患者便、従事者便、施設の拭き取り、食品
検査項目 ノロウイルス、食中毒菌
行政措置

十日町保健所は営業施設に対して次の措置を実施

・営業停止処分令和7年12月31日から令和8年1月1日(2日間)(12月29日から30日までの2日間営業自粛) 

・調理施設の清掃消毒、調理器具・設備の洗浄消毒、従事者の健康管理の徹底を指示

・調理従事者に対して衛生教育を実施予定

この食中毒の担当事務所
十日町保健所(十日町地域振興局健康福祉部内)
■令和7年新潟県内食中毒発生状況(※本日発表分を含む)
  発生件数 患者数
12月31日現在 22件 230人
昨年同期 22件 240人

【カンピロバクターについて】

​○由来

・ニワトリ、ブタ、ウシ、野鳥、野生動物などが保菌している場合があります。

○原因となりやすい食品

・ 加熱不十分な食肉及び食肉の調理・製造工程等で二次汚染を受けた食品

・ 沢水、井戸水等の消毒されていない水

○症状

・発熱、腹痛、下痢等で、多くの患者は1週間で治癒しますが、若齢者や高齢者等は、重症化する恐れがあります。

・食べてから発症するまでの期間(潜伏期間)は、一般に2日から5日

○予防方法

・食肉は中心部まで十分に加熱してから食べましょう。

・調理器具は十分洗浄し、熱湯か塩素系消毒剤等で消毒しましょう。

・「生肉を扱う箸」(又はトング)と 「食べる箸」を使い分けましょう。

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