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約150年前に建てられた呉服屋「伊勢治」から、みらいのかたちを創造するISEZI Social Design Project(イセジソーシャルデザインプロジェクト)※の主催で、10月から、土曜日の夜月一回のペースで、「かんけいスナック×暗闇卓球」という、唯一無二の「交流の場」が出現します。
(この事業は、令和5年度新潟県若手人材等による地域課題解決提案事業補助金の対象事業の一つです)
※ISEZI Social Design Projectについては、令和5年6月9日更新の地域ふるわせ座談会の記事をご覧ください。
暗闇卓球とは、多世代交流を目的とする不思議な空間のことで、今までになかった組み合わせで、今までにない関係性を作っていくことを目的としています。普段の生活では出会うはずのなかった人同士がこの場を介してつながり、更に新しい考えや行動につながっていく「新しい関係性をクリエイトする」場所です。
この暗闇卓球と、その日限りの地域のママ・マスターが立つ「かんけいスナック」がコラボします。スナックといっても、お酒の提供を主としているわけではなく、メニューはお話のネタ。立場も年齢も関係なく、ひとりでおしゃべりするもよし、ダラダラするもよし、自由に様々な人と交流できる場所です。
日程:令和5年10月21日(土曜日)、11月18日(土曜日)、12月16日(土曜日)、令和6年1月20日(土曜日)、2月17日(土曜日)
時間:午後5時から午後10時まで
会場:ISEZI(新発田市大栄町1丁目2-2)
参加費:500円(出入り自由)
事前申込:不要
その名の通り、暗闇(正確にいうと暗く青い光にした部屋)の中で行います。
音楽はディスコ系だったり、ラテン系だったり、Spotify(音楽ストリーミングサービス)を操るDJのその時の気分で変わります。
ボールが光るようになっていて、ラケットや卓球台も蛍光に光るのでとっても不思議な空間が出来上がります。終わった後に、こんなに楽しいとは思ってなかった!という声もいただきます。
普通の卓球と比較すると、暗いからボールとの距離感が掴めない!という方も多いですが、すぐに慣れます。
卓球経験者も初心者も気軽に遊べるようになっております!
卓球やったことないよ~という人もご安心ください。ISEZIにはもりもり卓球教室のコーチこと大森さんがいるので、ゆる~い指導に不足はないです!笑
指導スタイルは褒めて褒めて褒めまくって伸ばします。
じゃあ、みんなひたすら卓球やって、ディスコみたいに踊ってるわけ?と思うかも。答えは「はい」と「いいえ」です。
というのも、暗闇卓球は自由な空間だからです。さらに詳しくいうと、ずっと卓球に熱中している人もいれば、小上がりでお菓子を片手におしゃべりしている人、DJしている人、音楽に合わせて歌ってる人、お酒を飲みながら難しい話をしている人、卓球を観戦している人、今列挙したことを一通り全部やる人、人生相談をしている人、久しぶりの再会に近況報告が止まらない人…etc
というように、卓球だけじゃないんです。それぞれがすごく自由。
まだ踊る人は出てきていませんが、踊ってもOKです。
若い人ばっかりなんじゃないの?と思うかも。いえいえ。若い人もいるし、もっと大人の方々もいらっしゃいます。
ちなみに、いつも卓球を一番長くやっているのはISEZIの近所のおじさんです。笑
前述のように、暗闇卓球は来る人の年代もやってることも色々です。
ISEZIのやっていることをあえて一言で表現するならば、リレーショナルアート的なものなのかもしれません。
今までになかった組み合わせで、今までにない関係性を作っていく。普段の生活では出会うはずのなかった人同士がISEZIを介して繋がり、さらに新しい考えや活動に繋がっていく。ISEZIプロデューサー水島さんの言葉を借りれば、「新しい関係性をクリエイトする」場所であること。
ISEZIはカフェではないし、何か1つのものを売っているわけでもありません。なので一見すると「何をやってるところなの… ?」と思われる方も少なくないと思います。確かに、世の中では「わかりやすいこと」「みんながすぐに理解できる」がより多くの人に受け入れられやすいのですが、色んなことができるように、色んな人が来る場所であるために、色んな人たちがISEZIで出会うために、完成しないスペインのサグラダファミリアのような存在でもいいんじゃないか、とISEZIでは考えています。
様々な人が来て、談笑して、お酒を飲んで食べて、意見を言ったり、悩みを話したり、卓球して、初めまして!や久しぶり!が重なって関係性がクリエイトされる場所でありたいです。
暗闇卓球は、その縮図なのかもしれないと最近思います。
暗闇で卓球?スナック?音楽?え~?と、一見ふざけているように見えるかもしれません。でも真剣に楽しむって大事ですよね。一緒に真剣に楽しむから、本当に新しくて楽しい関係性ができていくのかもしれませんね。
ISEZI Social Design Project(イセジソーシャルデザインプロジェクト)(新発田市大栄町1丁目2−2)
メールアドレス:contact@isezi.jp