研究成果（養豚）

系統豚ニホンカイの飼料給与量

系統豚ニホンカイの2産交配時 150kgの妊娠期の飼料給与量は、DCP12％、TDN72％の飼料を用いた場合、日本飼養標準（1987年版）の2産次 2.1kg、3産次 2.2kg、4～5産次 2.3kgに準拠する。授乳期の飼料給与量は、日本飼養標準の10％増量でも不足する。

平成10年度活用技術

系統豚「ニホンカイ」の育成期における飼料給与技術

系統豚ニホンカイの育成雌豚の制限給与量は、DCP12％、TDN72％の飼料を用いた場合、体重60～80kgで給与量2.1kg、80～100kgで2.3kg、100～130kgで2.5kg給与すると日本飼養標準（1998年版）の8ヶ月齢目標体重130kgが達成される。骨軟骨症の発生頻度は制限給餌で減少する。

平成9年度普及技術

肥育豚のウェットフィーディングにおける1頭口型給餌器の飼育頭数及び飼育密度

1頭口型ウェットフィーダーにおける飼育可能頭数は18頭であり、飼育密度は0.9～1.0平方メートルが適当である。夏期は飲水不足になり、増体量が低下するために飼育頭数を8頭程度に少なくし、給水量の調整に留意する。汚水量は従来よりも62～78％に減少にする。　

平成8年度普及技術