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【畜産研究センター】酒かすの飼料化の取り組み

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0840157 更新日:2026年7月16日更新

新潟県は全国有数の日本酒の製造県です。

畜産研究センターではその日本酒の製造過程で副産物として排出される酒かすの飼料化に取り組んでいます。

近隣の酒造会社へ聞き取りしたところ、酒かすは以前は家庭料理や漬物で一般的に使われていましたがその利用は減っており、一部の酒造会社では新たな利用先を探しているとのことでした。

 

酒かすの写真です。

写真1、酒造会社から入手した酒かす

 

飼料として利用する上で重要な保存性、すなわち飼料が一定期間腐らずに利用できることは、飼料の運送コストの削減や農場での利用のしやすさにつながります。

通常、水分の高いものは腐りやすいのですが、酒かす中のアルコールがカビなどの微生物の発生を抑制するため、酒かすはビニール袋等の半密閉状態とすることで常温で数カ月保存・利用ができることがわかっています。

本取組では、豚にいろいろな形状の酒かすを給与し、嗜好性や簡易な給与方法について試験をおこなっています。

 

酒かすを水に溶かしている写真です。

写真2、給与しやすくするために酒粕を水に溶かしています。

 

酒かすと飼料を混合した状態で保存性を調査しています。

写真3、水に溶かした状態で酒かすの保存性を調査しています。

 

酒かすを食べる豚の写真です。

写真4、酒かすを食べて、豚の口の周りに酒かすがついています。

 

酒かすの給与は、飼料費の削減や国産原料の飼料利用による食料自給率の向上と安全安心な豚肉の生産につながるため、よい結果が得られるよう、取組を進めていきます。

 

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