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雪国の歴史と文化を活かした「塩沢宿牧之通り」をご紹介します。
牧之通りの町並み
牧之通りは旧塩沢町の中心市街地にあり、かつて三国街道沿いの宿場町として栄えた歴史のある通りです。通りの名称は郷土の文人、鈴木牧之(※)の名前にちなんでつけらました。
江戸時代の宿場町の風景を再現し、雪国ならではの雁木(がんぎ)が整備され、多くの観光客で連日にぎわっています。
(※)鈴木牧之(すずきぼくし)は1770年塩沢の織物の仲買商の家に生れました。俳諧、書画、文筆も行い、名著「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」は江戸で出版され、当時のベストセラーとなりました。
《 関連ページ:【南魚沼・湯沢の魅力】鈴木牧之記念館 》
平成13年度に道路の拡幅を行う工事が決定された際、地元では、これを数百年に一度のまちづくりの機会ととらえ『牧之通り組合』を設立し、沿道の建替え家屋に対し建築協定を締結するとともにデザインルールを定め、積極的にまちづくりに参加しました。
電線類は地中化し、歩道は石畳み舗装など伝統的な工法を用いています。
牧之通りは平成23年度に「都市景観大賞(都市空間部門)」(※1)、「手づくり郷土賞(一般部門)」(※2)を受賞しました。
また、平成27度年には「2015年アジア都市景観賞」(※3)を新潟県で初めて受賞しました。
(※1)「都市景観大賞(都市空間部門)」 国土交通省が表彰する「公共的空間とその周りの宅地、建物等が一体となって形成された良質で優れた都市景観」を対象とする。
(※2)「手づくり郷土賞(一般部門)」 国土交通省が表彰する「地域の魅力を創出している社会資本及びそれと関わりがある優れた地域活動が一体となったもの」を対象とする。
(※3)「2015年アジア都市景観賞」 アジアの人々にとって幸せな生活環境を築いていくことを目的とし、他都市の模範となるすぐれた成果をあげた都市、地域、大きなプロジェクト等を表彰するもので、国連ハビタット福岡本部、アジア景観デザイン学会など4団体が主催している。
風情あふれる雁木
電線等が地中化され清潔感ある石畳
牧之通りは四季を通じて催し物を行っています。ご家族揃ってお出かけください。
2月:雪譜まつり
江戸時代の世界最古の雪に関する書「北越雪譜」にちなんだ幻想的な祭りです。
2~4月:ひな雪見かざり
江戸時代から平成までの古今さまざまな雛人形を牧之通りを中心に各商店や民家約50数軒で見ることができます。
4~6月:武者人形かざり
よろい兜の武者人形や五月人形が飾られます。
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10~11月:つむぎ語り
塩沢紬やユネスコ無形文化遺産認定の越後上布の織物等が展示され、その展示物について家人が説明してくれます。
地図で南魚沼の南魚沼の名所を表示<外部リンク>
塩沢商工会 電話025-782-1206
【補足事項】
本ページは新潟県南魚沼地域振興局企画振興部が作成しています。
掲載内容については正確を期すよう努めていますが、情報が不足する点もあります。
ご利用の詳細及び最新情報につきましては直接、施設管理者(上記問い合わせ先)へお問い合わせ願います。