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【妙高砂防】上越市立豊原小学校(3年生)の皆さんを対象に防災教室を実施しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0762610 更新日:2025年8月4日更新

 7月14日(月曜日)に、豊原小学校3年生の皆さんが地すべり資料館を訪れ、自然災害や人柱伝説について学びました。

当日の様子

 はじめに、1階シアタールームにて「自然災害から命を守る」DVDを視聴しました。映像を通じて、自然災害の発生時に命を守る方法を学習し、その後、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)から上越地方の地形の成り立ちや地すべりのしくみについて説明を受けました。

 その後は2階へ移動し、3D模型や雪崩発生装置の観察のほか、2種類の実験を行いました。1つ目の地層の体積の実験では、水の中では重い物から沈んで縞模様の地層ができることを学びました。2つ目の液状化実験では、地震が発生した際、地中の水が地表に上がり、建物が傾いたりマンホール等が地表に浮上したりする様子を確認しました。どちらの実験も、皆さん興味津々に観察していました。

   DVDを視聴している様子  3Dメガネをかけて模型を観察する児童たち

   地層実験装置にビーズを流し込む様子 容器を叩いて揺らしている様子
 

 さらに、液状化の起こるしくみや、平成24年に発生した板倉区国川地区の地すべりの被害についても地すべり博士から説明がありました。過去に区内で大規模な地すべりが発生していたことに、びっくりする様子が見られました。 

 

 続けて、地すべり資料館のある板倉区猿供養寺地区に古くから伝わる「人柱伝説」に関するアニメを見て、人柱になった僧侶と地すべり災害の被害について学んでいただき、その後は外に出て、実際に人柱となったお骨が祀られている人柱供養堂の見学も行いました。小学生の皆さんは、伝説が実際に起こった事実であることに驚いていたようでした。

   人柱伝説のDVDを視聴する様子  人柱供養堂を参拝する児童

 

 盛りだくさんの内容でしたが、集中して聞いていただきありがとうございました。
 館内には他にもパネルや模型や映像資料がありますので、今後、家族や友達と来館し、防災等に関する理解を深めていただけると嬉しいです。

地すべり資料館での防災学習について

 妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を開催しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。防災意識の向上につながりますので、ぜひご来館ください!
 地すべり資料館のページはこちら!

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