上越地域振興局地域づくりサポートチーム

上越地域振興局地域づくりサポートチームの取組　　

　妙高市　瑞穂地区　「持続可能な地域をつくる組織づくり」

　妙高市瑞穂地区で「人口減少においても持続可能な地域をつくるための組織づくり」に取り組んでいます。

地区の概要 

　妙高市新井地域南部に位置し妙高市内から長野県飯山市に通じる国道292号線沿いの地域です。地区の中央を一級河川関川が縦走しており、酒蔵があるなど豊かな自然に恵まれた農村地域です。瑞穂地区には、5つの大字から役員を出している瑞穂協議会と、住民が会員となっているＮＰＯ法人みずほっとがあります。地域にある豊かな湧水を活用した酒造りやNPO法人みずほっとによる手作りこんにゃくなどの人気が高く、また、しめ縄づくりなど伝統技術も承継されています。

 

地区の課題

　平成29年度に中学生以上の全住民アンケートを行い、意見交換をしていく中で「組織の在り方」という課題が見えてきました。役員の担い手不足や、行事や運営が成り立たなくなりつつある状況の中で、将来を見据えて取組を始めています。

 

　令和元年度より、地域づくりサポートチームは地域の合意形成に向けた支援を行っています。具体的には「会議等の見える化」を行い、現状や課題の把握と整理、情報を共有しました。また、話し合いの場をつくり、地域の皆さんが、自ら考え、決めていくことを側面から支援しました。

 

 

　瑞穂地区の実践プランを作成しました。地域の課題解決に向け活動を推進します。

 

瑞穂地区だよりを作成し、地区全戸に配布しました

令和2年度　瑞穂地区の取組

令和2年度の状況

　地域の方が地区の将来に危機感を持ち、自らが課題や目的の再認識に向けて話合いを重ね「検討委員会」を立ち上げました。

 

検討委員会について

　現在の役員世代より若い30代～60代の委員を各大字から選出し、ＮＰＯ法人みずほっと、瑞穂協議会の合計11名で構成する新しい検討組織で「持続可能な地域をつくるための組織づくり」を検討します。

　瑞穂協議会から検討委員会へは「役員・組織、行事・祭り、共同作業、会計」など多岐にわたる項目が検討項目として設定されました。この項目を検討し瑞穂協議会へ提案を行います。

　サポートチームは妙高市と協力して、検討委員会の活動を側面から支援しました。

 

  　

 

　話合いの場では各大字から選出された検討委員より色々な意見が出されます。意見をとことん出してもらい検討委員の総意で進めることを大切にし、「こうあるべき、こうしたいの未来を描くこと」に向け活動を推進しました。

 

瑞穂地区だよりを作成し、地区全戸に配布しました。

　

 

令和3年度　瑞穂地区の取組

令和3年度の状況

　地域が主体となって立ち上げた検討委員会において地域の未来を話し合い、まとめた「提案書」を瑞穂協議会へ提案しました。

 

 

 

 

 

中間報告会

 

検討委員会より瑞穂協議会へ提案

 

 

 

 

地域の実現ビジョン達成に向けて

　検討委員会の任期終了後も地域の実現ビジョン「持続可能な地域をつくるための組織づくり」に向けて活動の継続が必要です。

→瑞穂協議会では検討内容の実現に向けて「活動を検証する体制」を整え、提案内容の「実行」や「振り返り」に向けて動き出しました。

 

地域づくりサポートチーム瑞穂地区の取組（資料） [PDFファイル／2.8MB]

瑞穂地区だより [PDFファイル／365KB]

瑞穂地区だより(2) [PDFファイル／492KB]

地域づくりサポートチーム成果報告シート（上越チーム） [PDFファイル／3.73MB]