ページ番号を入力
本文
鳥インフルエンザはA型インフルエンザウイルスが原因となる鳥の病気です。家きん(鶏や七面鳥等)に対する病原性によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザに区分されます。
国内ではこれまで、家きん肉や卵を食べることで人が鳥インフルエンザに感染した例は報告されていません。
1例目:令和4年11月18日 阿賀町・肉養鶏・約15万羽(疫学関連施設・1施設・約0.6万羽)
2例目:令和5年1月6日 村上市・採卵鶏・約130万羽
3例目:令和5年1月13日 上越市・採卵鶏・約10万5千羽
→詳細については鳥インフルエンザに関する情報をご確認ください。
・農場での発生:令和4年10月28日の岡山県での発生以降、国内の複数個所で発生しています。
→詳細については農林水産省HP<外部リンク>をご確認ください。
・野鳥での発生:9月に神奈川県で確認されて以降、広い範囲で確認されています。
→詳細については環境省HP<外部リンク>をご確認ください。
・令和4年10月20日、県内の野鳥(10月16日回収)から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されて以降、県内の複数個所で検出されています。
詳細は環境対策課のページを覧ください。→野鳥に関する鳥インフルエンザについて
家畜伝染病予防法第52条の規定により、鶏を100羽以上飼養する農場は、死亡状況を家畜保健衛生所へ毎週報告することになっており、異状があれば検査を実施しています。
家畜保健衛生所では、毎月、同一農場の10羽について、抗体検査、気管拭い液及び総排泄腔拭い液を用いたウイルス分離検査を実施しています。
期間 | 検査農場数 | 1農場当たり 検査羽数 |
延べ検査羽数 | 抗体検査 | ウイルス分離 |
---|---|---|---|---|---|
平成29年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
平成30年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和元年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和2年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和3年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和4年度 | 12農場 | 10羽 | 1,070羽 | 全て陰性 | 検出されず |
家畜保健衛生所では、主に6週齢以上で100羽以上の鶏を飼養する県内全ての採卵鶏、肉用鶏農場及び種鶏場の中から約30農場を無作為に抽出し、1農場当たり10羽の抗体検査をしています。
検査農場数 | 検査羽数 | 抗体検査 | |
---|---|---|---|
平成29年度 | 29農場 | 290羽 | 全て陰性 |
平成30年度 | 31農場 | 310羽 | 全て陰性 |
令和元年度 | 29農場 | 290羽 | 全て陰性 |
令和2年度 | 29農場 | 290羽 | 全て陰性 |
令和3年度 | 28農場 | 280羽 | 全て陰性 |
令和4年度 | 16農場 | 160羽 | 全て陰性 |
防疫対策の再点検を行い、発生予防に万全を期すようお願いします。
毎日飼養鶏の健康観察を行い、異状がみられた場合は直ちに家畜保健衛生所へ通報してください。
令和3年9月24日付けで飼養衛生管理基準の改正が公布され、令和3年10月1日に施行されました(飼養衛生管理マニュアルの作成など、一部の取組については猶予期間が設定されています)。
詳細は家畜保健衛生所へお問い合わせください。
飼養衛生管理基準について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
鳥インフルエンザウイルスは感染した鳥と濃厚に接触した場合を除き、通常は人に感染する可能性は極めて低いと考えられています。また、国内ではこれまで、家きん肉や卵を食べることで人が鳥インフルエンザに感染した例は報告されていません。
国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、家庭等で飼っている鳥が直ちに感染するということはありませんが、野鳥の近くに行ったりすることはできる限り避けてください。鳥の体や糞に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
死亡した野鳥を見つけた場合は素手で触らず、市町村役場、警察署、県地域振興局健康福祉環境部または環境局環境対策課までご連絡ください。