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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号65)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052641 更新日:2021年1月22日更新

粟島の海から上がった観音様(珍風景番号65)

粟島の美しい海の画像
粟島の美しい海

 今回は久々に粟島浦村の珍風景をご紹介します!

 粟島と言えばなんと言っても海!粟島の海は県内でも屈指の人気を誇る釣りスポットで、少しの時間釣り糸を垂らせば、タイやメバル、キスにブリ 様々な魚が釣れます。
 なんでも釣れる粟島の海。ここからはなんと「観音様」が上がったという伝説があるんです!

 平安時代後期、西暦1100年頃の夏の夜、漁に出かけた六造という若者が、海底に不思議な光を見つけました。
 六造は「良いものなら一やす、悪いものなら二やす。」の掛け声で、魚獲りに使うヤスを光に目がけて突き立てました。一突きで海底から上がってきたのは、人間ほどの大きさの観音像。六造もさぞや驚いたことでしょう。
 ヤスに突かれて引き上げられた観音像は「ヤス突観音」として内浦地区の観音寺に祀られ、島民はもちろん、北前船の船人からも霊験あらたかな観音様として信仰されていました。

 この観音像は、1998年から2年がかりの修復作業が行われ、平安時代中期の作ということが判明し、重要文化財に匹敵すると評価されました。
 ちなみに、観音像が上がった岬は「仏崎(ほとけざき)」と名付けられ、今でも海草が生えず、漁の際にも網を入れない聖地とされています。
 粟島で釣りをすれば、ひょっとすると魚以外のものが釣れるかもしれませんね。
 ※観音像の公開は年3回(1月17日、8月9日、17日)行われています。

ヤス突観音が祀られる観音寺の画像
ヤス突観音が祀られる観音寺

ヤス突観音像(観音寺解説看板より/粟島浦村教育委員会)の画像
ヤス突観音像(観音寺解説看板より/粟島浦村教育委員会)

粟島観光協会HP(釣り情報も載っています)<外部リンク>

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