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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号62)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052602 更新日:2021年1月22日更新

お葬式のときだけ通った道?!(珍風景番号62)

じょろべい小路の画像
じょろべい小路

 江戸時代、湊町として栄えた村上塩谷地区には、集落内に10本以上の小路があり、それぞれ由緒ある名前がついています。
 ほとんどの小路は「勧左衛門(かんざえもん)小路」や「定右衛門(さだえもん)小路」など、小路に隣接する家の屋号から名付けられていますが、「じょろべい小路」というおもしろい名前の小路が!

 名前の由来を調べてみると、昔は塩竃神社の前の通りが本道で、集落の人々は普段はこの本道を通っていました。じょろべい小路は、自宅での葬式の後に死者を墓地まで行列をなして見送る際に、葬式のような不浄な出来事を神様に見せてはならないとの考えから、わざと遠回りをして神社の前を避けるための小路だそうです。

 その行列が寂しい足取りで「じょろじょろ(ぞろぞろ)」と歩いたことから、じょろべい小路と呼ばれるようになったと言われています。塩竃神社が南北に長い集落の中央に位置するため、神社の北側と南側に1本ずつじょろべい小路があります。

 ちなみに、塩谷にある小路の由来などを説明した看板を村上地域振興局と塩谷地区が協働で設置しました。塩谷に訪れた際は、小路の名前や由来にも注目して散策するとおもしろいですよ!

お葬式のときだけ通った道?!(珍風景番号62)の画像

これまでの珍風景

男の子も振袖を着れるお祭り(珍風景番号61)の画像

男の子も振袖を着れるお祭り(珍風景番号61)
晴れの日にはやっぱり振袖?!
掲載日:平成24年10月26日

 

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