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地下水質測定結果(令和元~4年度)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0345717 更新日:2024年3月22日更新

令和4年度測定結果

概況調査

 25流域35地区を対象とし、21市町村35地点において調査を実施した結果、砒素が4地点で環境基準値を超過しました。
 汚染原因については、周辺に使用事業場がないことから、いずれも地質由来と考えられます。

新規汚染井戸周辺地区調査

 9市町村24地区38地点で調査を実施した結果、砒素が2地点、クロロエチレンが1地点、1,2-ジクロロエチレンが2地点、トリクロロエチレンが1地点、テトラクロロエチレンが2地点で環境基準値を超過しました。
 砒素の汚染原因については、周辺に使用実態がないことから、自然由来と考えられます。クロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンについては、事業場においてテトラクロロエチレン等を含む溶剤等が法規制以前の不適正な取扱いにより地下に浸透し、地中で微生物により分解され生成したものと考えられます。

継続監視調査

 新規汚染井戸周辺地区調査等により確認された汚染の経年変化を監視するため、16 市町村 60 地点 で調査を実施した結果、11 市町村 30 地点で環境基準値を超過しました。 トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンによる汚染原因は、金属製品製造業、繊維業、洗濯業等における、法規制以前の溶剤等の不適切な取扱いによるものと考えられます。また、クロロエ チレン及び 1,2-ジクロロエチレンは、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが地中で微生物 により分解され生成したものと考えられます。 胎内市で環境基準値を超過した砒素は、顔料製造業(廃業)の影響と推定されます。その他の砒素超過地点、新潟市、柏崎市のほう素、新潟市のふっ素については、周辺に事業所がないことから 地質由来と考えられます。新潟市の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、施肥、生活排水等の影響が考 えられます。なお、新潟市の 1,4-ジオキサンの汚染原因は不明です。 

 なお、超過項目等の一覧は、下表のとおりです。

超過した項目 超過地点数/調査地点数 超過した市町村
砒素 6/11 新潟市、長岡市、阿賀野市、佐渡市、胎内市
クロロエチレン 11/40 長岡市、新発田市、十日町市、見附市、燕市、上越市、阿賀野市
1,2-ジクロロエチレン 4/40 十日町市、上越市
トリクロロエチレン 2/40 十日町市、佐渡市
テトラクロロエチレン 5/40 十日町市、佐渡市
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 2/7 新潟市
ふっ素 2/7 新潟市
ほう素 3/5 新潟市、柏崎市
1,4-ジオキサン 1/7 新潟市
30/60 11市町村/16市町村
(超過した市町村数/調査した市町村数)

注) 同一地点で複数項目の調査を行っているため、合計欄の地点数は項目ごとの地点数の合計と一致しません。

継続監視地点変更時調査

 令和4年度は該当する地区がなく実施しませんでした。

継続監視終了時調査

 継続監視調査において連続3回以上環境基準値以下の地点について、地下水調査の終了を判断するため、 3市町村8地区 20 地点で調査を実施しましたが、環境基準値を超過する地点はありませんでした。

地点数等一覧
調査区分 測定地点数 超過地点数 超過率(%)
概況調査 35地点 4地点 11%
新規汚染井戸周辺地区調査 38地点 5地点 13%
継続監視調査 60地点 30地点 50%
継続監視終了時調査 20地点 0地点 0%

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年度測定結果

概況調査

 27流域35地区を対象とし、21市町村35地点において調査を実施した結果、砒素が7地点で環境基準値を超過しました。
 汚染原因については、周辺に使用事業場がないことから、いずれも地質由来と考えられます。

新規汚染井戸周辺地区調査

 8市町村26地区43地点で調査を実施した結果、砒素が4地点で環境基準値を超過しました。汚染原因については2地点では地質由来と考えられます。残り2地点の汚染原因は不明ですが、継続して監視していきます。

継続監視調査

 新規汚染井戸周辺地区調査等により確認された汚染の経年変化を監視するため、16 市町村 79 地点 で調査を実施した結果、13 市町村 35 地点で環境基準値を超過しました。 トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンによる汚染原因は、金属製品製造業、繊維業、洗濯業等における、法規制以前の溶剤等の不適切な取扱いによるものと考えられます。また、クロロエ チレン及び 1,2-ジクロロエチレンは、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが地中で微生物 により分解され生成したものと考えられます。 胎内市で環境基準値を超過した砒素は、顔料製造業(廃業)の影響と推定されます。その他の砒 素超過地点、新潟市、柏崎市のほう素、新潟市のふっ素については、周辺に事業所がないことから 地質由来と考えられます。新潟市の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、施肥、生活排水等の影響が考 えられます。なお、新潟市の 1,4-ジオキサンの汚染原因は不明です。 

 なお、超過項目等の一覧は、下表のとおりです。

超過した項目 超過地点数/調査地点数 超過した市町村
砒素 7/9 新潟市、長岡市、阿賀野市、佐渡市、胎内市
クロロエチレン 14/58 長岡市、三条市、新発田市、阿賀野市、燕市、上越市、弥彦村
1,2-ジクロロエチレン 5/58 十日町市、燕市、上越市、弥彦村
トリクロロエチレン 3/58 十日町市、妙高市、佐渡市
テトラクロロエチレン 6/58 十日町市、佐渡市
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 1/7 新潟市
ふっ素 1/3 新潟市
ほう素 3/3 新潟市、柏崎市
1,4-ジオキサン 1/8 新潟市
35/79 13市町村/16市町村
(超過した市町村数/調査した市町村数)

注) 同一地点で複数項目の調査を行っているため、合計欄の地点数は項目ごとの地点数の合計と一致しません。

継続監視地点変更時調査

 継続監視地点を変更する際に、変更する継続監視地点の周辺地区で実施するもので3年度は1市町村4地区5地点で調査を実施しました。環境基準値の超過はありませんでしたが、検出があった井戸で継続して監視していきます。

継続監視終了時調査

 継続監視調査において連続3回以上未検出の地点について、地下水調査の終了を判断するため、 4市町村8地区 17 地点で調査を実施しましたが、環境基準値を超過する地点はありませんでした。

地点数等一覧
調査区分 測定地点数 超過地点数 超過率(%)
概況調査 35地点 7地点 20%
新規汚染井戸周辺地区調査 43地点 4地点 9%
継続監視調査 79地点 35地点 44%
継続監視変更時調査 5地点 0地点 0%
継続監視終了時調査 17地点 0地点 0%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年度測定結果

概況調査

 27流域43地区を対象とし、22市町村43地点において調査を実施した結果、砒素が4地点、ほう素が1地点で環境基準値を超過しました。
 汚染原因については、周辺に使用事業場がないことから、いずれも地質由来と考えられます。

新規汚染井戸周辺地区調査

 6市町村21地区32地点で調査を実施した結果、環境基準値を超過する地点はありませんでした。
 

継続監視調査

 19市町村92地点で調査を実施した結果、14市町村32地点で環境基準値を超過しました。
 胎内市で環境基準値を超過した砒素の汚染原因は、顔料製造業(廃業)の影響が、新潟市、阿賀野市、佐渡市の砒素は、周辺に使用事業場がないことから地質由来と考えられます。
 トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは、金属製品製造業、繊維業、洗濯業等の業種における法規制以前の溶剤等の不適切な取扱いによるもので、クロロエチレン及び1,2-ジクロロエチレンは、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが地中で微生物により分解され生成したものと考えられます。津南町のベンゼンの汚染原因は不明です。
 新潟市の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、施肥、生活排水、家畜排せつ物等の影響が考えられます。
 新潟市のふっ素及びほう素は、周辺に使用事業場がないことから地質由来と考えられます。
 なお、超過項目等の一覧は、下表のとおりです。

超過した項目 超過地点数/調査地点数 超過した市町村
砒素 4/9 新潟市、阿賀野市、佐渡市、胎内市
クロロエチレン 12/71 長岡市、新発田市、十日町市、見附市、燕市、上越市、阿賀野市、弥彦村
1,2-ジクロロエチレン 8/71 長岡市、十日町市、燕市、上越市、阿賀野市、弥彦村
トリクロロエチレン 4/71 十日町市、妙高市、阿賀野市、佐渡市
テトラクロロエチレン 8/71 十日町市、五泉市、佐渡市
ベンゼン 1/6 津南町
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 2/7 新潟市
ふっ素 1/4 新潟市
ほう素 1/3 新潟市
32/92 14市町村/19市町村
(超過した市町村数/調査した市町村数)

注) 同一地点で複数項目の調査を行っているため、合計欄の地点数は項目ごとの地点数の合計と一致しません。

継続監視地点変更時調査

 令和2年度は該当する地区がなく実施しませんでした。

継続監視終了時調査

 2市町村4地区6地点で調査を実施した結果、環境基準値を超過する地点はありませんでした。

地点数等一覧
調査区分 測定地点数 超過地点数 超過率(%)
概況調査 43地点 5地点 12%
新規汚染井戸周辺地区調査 32地点 0地点 0%
継続監視調査 92地点 32地点 35%
継続監視終了時調査 6地点 0地点 0%

 

令和元年度測定結果

概況調査

 25流域39地区を対象とし、22市町村40地点において調査を実施した結果、砒素が4地点で環境基準値を超過しました。
 汚染原因については、周辺に使用事業場がないことから、いずれも地質由来と考えられます。

新規汚染井戸周辺地区調査

 7市町村29地区53地点で調査を実施した結果、環境基準値を超過する地点はありませんでした。
 

継続監視調査

 18市町村81地点で調査を実施した結果、13市町村32地点で環境基準値を超過しました。
 胎内市で環境基準値を超過した砒素の汚染原因は、顔料製造業(廃業)の影響が、長岡市、阿賀野市、佐渡市の砒素は、周辺に使用事業場がないことから地質由来と考えられます。
 トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは、金属製品製造業、繊維業、洗濯業等の業種における法規制以前の溶剤等の不適切な取扱いによるもので、クロロエチレン及び1,2-ジクロロエチレンは、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが地中で微生物により分解され生成したものと考えられます。津南町のベンゼンの汚染原因は不明です。
 新潟市の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、施肥、生活排水、家畜排せつ物等の影響が考えられます。
 新潟市のふっ素及びほう素は、周辺に使用事業場がないことから地質由来と考えられます。
 なお、超過項目等の一覧は、下表のとおりです。

超過した項目 超過地点数/調査地点数 超過した市町村
砒素 5/7 長岡市、阿賀野市、佐渡市、胎内市
クロロエチレン 14/64 長岡市、新発田市、阿賀野市、十日町市、燕市、上越市、弥彦村
1,2-ジクロロエチレン 8/64 長岡市、十日町市、燕市、上越市、阿賀野市
トリクロロエチレン 2/64 妙高市、佐渡市
テトラクロロエチレン 4/64 十日町市、五泉市
ベンゼン 1/5 津南町
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 2/7 新潟市、佐渡市
ふっ素 1/3 新潟市
ほう素 1/2 新潟市
32/81 13市町村/18市町村
(超過した市町村数/調査した市町村数)

注) 同一地点で複数項目の調査を行っているため、合計欄の地点数は項目ごとの地点数の合計と一致しません。

継続監視地点変更時調査

 令和元年度は該当する地区がなく実施しませんでした。

継続監視終了時調査

 4市町村13地区23地点で調査を実施した結果、環境基準値を超過する地点はありませんでした。

地点数等一覧

調査区分 測定地点数 超過地点数

超過率(%)

概況調査 40地点 4地点 10%
新規汚染井戸周辺地区調査 53地点 0地点 0%
継続監視調査 81地点 32地点 40%
継続監視終了時調査 23地点 0地点 0%

 

 

 

 

 

 

 

 

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