【長岡】砂防事業紹介・沢田川第2号・3号砂防堰堤（えんてい）が完成しました

令和元年12月、長岡市水穴町地内に沢田川第2号・3号砂防堰堤が完成しました。

事業の目的について

　長岡市水穴町を流れる沢田川の上流では、土砂崩れが多く発生しており、土砂や岩が堆積しています。これらはゲリラ豪雨などによって土石流となる可能性があり、仮に土石流が発生した場合、下流の老人ホームや人家に大きな被害を及ぼす恐れがありました。

　　　　　　　　　　　　　　　沢田川下流の様子

　　　　　　沢田川上流の様子(1)　　　　　　　　　　　　　　沢田川上流の様子(2)

　これを受け長岡地域整備部では沢田川第2号・3号砂防堰堤の建設を計画し、地域の方々の安全を図ることとなりました。

　砂防堰堤の完成によって、沢田川は土石流災害に対し安全な川となり、渓流近隣の皆様の安心・安全な生活が期待されます。

　　　　　　　　　　　　　　　　第2号砂防堰堤

　　　　　　　　　　　　　　　　第3号砂防堰堤

沢田川第2号・3号砂防堰堤概要

　沢田川第2号砂防堰堤　　　　　　　　　　沢田川第3号砂防堰堤

　・コンクリート　V＝1680m3　　　　　　・コンクリート　V＝1350m3

　　　　　　　　　　　　　　位置図

　　　　　　　　　　　　　　平面図

解説：砂防堰堤とは

　砂防堰堤は、「砂防ダム」とも呼ばれる、土石流を直接受け止めるための施設です。砂防堰堤は、大量に土砂が出た時にここで一時的に土砂を貯め、安全に少しずつ流していく働き等をしています。

もっと詳しく知りたい人は↓↓↓

https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/sabo/1191515446162.html

（新潟県土木部砂防課HP）