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「日本の百名山」「花の百名山」に選ばれ、約4キロメートル四方の広く平坦な頂上と、そこに広がる湿原や高山植物がすばらしい苗場山を紹介します。
山頂の池塘にはミヤマホタルイやヤチスゲなどが生育しており、その姿が苗のよう見えることから、山名を「苗場山」としたとの説もあり、鈴木牧之の『北越雪譜』にも「苗場山は越後第一の高山なり。絶頂に天然の苗田あり、依りて昔より山の名に呼なり」と記されています。
また、古くから『稲作の神様』として人々に親しまれてきた信仰の山でもあります。
標高2,145m、歩行時間登り約4時間15分。下り約3時間15分。(山頂の散策時間を含みません。)
※湯沢町登山情報(湯沢町ホームページ)<外部リンク>
紅葉シーズンの週末だけあって、かぐらみつまたスキー場内の祓川登山口駐車場は、全国各地から訪れた車で混雑していました。
正面がトイレ。清潔でした。
スキー場のゲレンデを歩くこと約20分で和田小屋に到着。ここが五合目。標高1,380メートル。
山頂を目指して更にゲレンデ内を進みます。
樹林帯を抜けて最初の草原である「下ノ芝」。
登山道も案内標識もよく整備されています。
しばらく進んで「中ノ芝」。
そして「上ノ芝」を俯瞰。
奥清津発電所の上部調整池であるカッサダムの田代湖が見えます。エメラルドグリーンが美しい。
神楽ヶ峰(八合目)に到着。
神楽ヶ峰を過ぎたところから仰ぎ見るも、山頂はガスの中でした。
このあたり、初夏にはたくさんの高山植物に出会えるそうです。
一旦大きく下った鞍部に湧き出る雷清水。ここで水を補給。
最低鞍部付近は大きく切れ落ちているところもあるので注意が必要です。
再び登りの「雲尾坂」。ここからはかなりの急登となります。
山頂へは写真中央のドーム状の山を登っていきます。
登ったのは10月13日でしたが、一時的な冬型の気圧配置だったため、前日の雨が氷になっていました。
北風もあり相当寒し。
最後の急登の途中から来た道を振り返る。
それなりにスリリングです。
そして頂上台地に出ると、いきなり景色が一変します。
残念ながらガスの中でした。
左は赤湯方面へと続く木道。苗場山山頂は右側の木道を進みます。
苗場山山頂到着。
営業中の苗場山山頂ヒュッテもガスの中。
宿泊して翌日ゆっくり山頂湿原をめぐるのもいいかも知れません。
宿泊は予約が必要です。お問合せは下記へ
苗場山自然体験交流センター<外部リンク>
「頂上湿原散策を」と思い、秋山郷方面に進むと・・・
なんとガスが晴れてきました。
山頂に広がる湿原
山頂であることを忘れるような不思議な感覚
池塘と草紅葉が美しい
神々に手を合わせて
強い北風を避けるため赤倉山方面に少し入った苗場山神社の下で休憩。
左上の木立のところに苗場山神社。
リンドウ。心が和みます。
午後の日差しに紅葉が映えます
湿原散策を終えて下山。神楽ヶ峰(八合目)から仰ぎ見た苗場山の山頂。
登山道は中央の尾根筋
(注)登山日は、平成25年10月13日。苗場山は標高2,100メートルを超え、山頂近くの登山者は寒さで震えていました。くれぐれもご注意ください。。
次は季節を変えて訪れたい、リピーターも多い苗場山です。
令和2年10月に道の駅みつまたが作成したプロモーション動画です。
祓川登山コースの情景、そして貴重な苗場山山頂のドローン映像をぜひご覧ください。
道の駅みつまた公式HP<外部リンク>
地図で苗場山を表示<外部リンク>
湯沢町産業観光部観光商工課 電話025-784-4850
【補足事項】
本ページは新潟県南魚沼地域振興局企画振興部が作成しています。
掲載内容については正確を期すよう努めていますが、情報が不足する点もあります。
ご利用の詳細及び最新情報につきましては直接、施設管理者(上記問い合わせ先)へお問い合わせ願います。