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【南魚沼・湯沢の魅力】越後ワイン

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0123428 更新日:2020年7月8日更新

越後ワインの画像

南魚沼地域は、1日のうちの昼夜の温度差が大きいためぶどうの糖度が上がり、品質のよいワインへとつながっています。
(昼夜の大きな温度差は、日本一おいしい南魚沼産コシヒカリができる要因の一つでもあります。)
また、こちらでは新潟県で最初にヨーロッパ式の垣根仕立てによるワイン専用品種のぶどう栽培に取り組んでいます。
冬は垣根をくずし、ぶどうを地面に寝かせて越冬する垣根仕立ては、雪国に適した栽培方法といえます。垣根作りには手間がかかりますが、日当たりがよくなり高品質のぶどうづくりをすることができます。

南魚沼に新しい農業を

種村社長の画像
種村社長

「よいワインはよいぶどうから」と越後ワインのコンセプトを語る種村さん。ぶどうづくりを大切にするのは、二つのルーツからです。
一つ目は「もっと付加価値の高い農業を育ててほしい」という地域の農家の思いです。農業の将来を願う強い思いは、種村さんの胸に深く響き、ワインづくりが始まりました。
二つ目は、良いワインを造るためにはヨーロッパ系のワイン専用ぶどうを作る必要があるからです。メルロー、カルベネソーヴィニヨン、シャルドネなどです。ワイン会社はワイン用ぶどうを栽培する会社と言っても過言ではありません。

豪雪地帯でのぶどうづくり

垣根式のぶどうづくりの画像
垣根式のぶどうづくり

「よいワインはよいぶどうから」とはいうものの、雪国でのぶどう栽培は容易ではありません。
ぶどう栽培には、気温、天候、土壌等様々な条件が必要です。そのうちの一つでも欠ければぶどうが実らないこともあります。
山間部では日照時間が足りなかったり、平野部では水田が多く、水はけが悪かったりと栽培場所の選定等に大変苦労したそうです。
さらに、南魚沼は豪雪地のため、冬期の積雪からぶどうの木を守らなければなりません。

レインカットで雨から守られていますの画像
レインカットで雨から守られています

そのため越後ワインでは、垣根式が採用されています。
垣根式は、ぶどうの木を数メートル間隔で植えて、枝を地面と平行に成長するようにワイヤーで誘引していきます。
冬期間にワイヤーを外し土の上にぶどうの木を寝かすことができるので、南魚沼の雪の下でも倒木することなく木を休めることができます。
美味しいワインに必要なヨーロッパ系ワイン専用ぶどうを日本で栽培することは簡単ではありません。梅雨前線、秋雨前線と1年に2回日本列島に前線が停滞し多雨の天候となります。病気が発生するため、雨は果物にとっては大敵です。そこで雨よけにビニールで被覆する栽培方法を導入し、ぶどう栽培を安定させることができました。
ここで栽培されたぶどうを使って製造したのが「越後ワイン」です。国産ワインであっても外国産の原料を使用しているワインが多い中、この「越後ワイン」は、県内産ぶどう100%にこだわって作られています。魚沼といえば、コシヒカリしか思い浮かばないあなたも、魚沼にはコシヒカリと「越後ワイン」がある!と覚えてください。

雪氷室(ゆきひむろ)のあるワイン工場

フレンチオーク材の樽の中で成熟中のワインの画像
フレンチオーク材の樽の中で成熟中のワイン

ワインショップの奥へ進むと地下への階段があります。
階段を降りていくと急にひんやりします。 こちらでは冬の間に降った雪を集めた「雪氷室(ゆきひむろ)」を使用して、館内や熟成中のワインを冷やしています。(通常は入れませんが特別に見学させてもらいました)
この雪氷室。豪雪地帯ならではの知恵で、屋根に積もった雪が自然に落下(落雪式)して雪氷室へ雪が貯まっていく仕組みとなっています。もともとは地球環境の保全のために始めた冷熱エネルギー活用のシステムです。近年、南魚沼市内でも多くの施設で雪室を設置していますが最初に始めたのはこのワイナリーです。
地下の奥にワインの樽貯蔵庫があり、ここで約一年かけてワインを熟成させます。毎秋には「収穫祭」が開かれ、できたての越後ワインを飲むことができます。
この樽はフレンチオークの材でできています。この材は重いという欠点もありますが硬く、強靭で耐久性があり、ワインの樽以外にもウイスキーの樽にも使われています。

雪氷室の冷気で低温に維持された熟成用タンクの画像
雪氷室の冷気で低温に維持された熟成用タンク

樽熟成を経たワインはこちらの熟成用タンクに移され香味が整えられます。
ここでは雪氷室の冷気で5°Cに維持し熟成を進めます。ワインが低温でじっくりと熟成されます。
熟成が完了すると、ワイナリーの入り口を入ってすぐ左側に見えるワインタンクの中で貯蔵され、いつでも出荷できるワインとして出荷の時を待ちます。

越後ワインショップでお土産はいかがですか

駐車場の向かい面にある越後ワインのショップでは、越後ワインに加え、新潟の各種土産品が販売されています。
数多く並ぶワインの中でも一際目立つワインがあります。
入店するとドメーヌ越後シリーズ、雪室貯蔵ワイン雪季(せっき)シリーズのワインがすぐ目に入ってきます。
ほとんどのワインは試飲もできますので、車を運転しない方は、テイスティングをしてお好みの越後ワインをお選びください。

店内の様子の画像
店内の様子

試飲カウンターの画像
試飲カウンター

ワインレストラン「葡萄の花」

左手がレストラン、右手がワイナリーとショップの画像
左手がレストラン、右手がワイナリーとショップ

ワインレストラン「葡萄の花」は地産地消型の欧風田舎料理店です。地域の新鮮食材を活用しワインに良く合う料理を提供しています。越後ワインの他、地酒、鶴齢や八海山もご用意しています。
「ワインは楽しみながら飲んでもらうのが一番。気軽にたくさんの人に飲んでいただきたい。」という種村さんのお話です。ワインレストランで、ワインによく合う料理と一緒にいただくのも、ご自宅で、自分の好きな料理と一緒にいただくのも、どちらも素敵な時間となることに変わりはないでしょう。

英訳したメニュー表の画像 
近くに国際大学があるため、英訳したメニュー表もご用意しております

店内の様子(レストラン)の画像
店内の様子(レストラン)

越後ワイナリーおすすめワイン

 数ある越後ワインの中でも、ワイナリーおすすめのワインを伺いました!

越後ワイン カベルネ(赤)

越後ワイン カベルネ(赤)の画像
「越後ワイン カベルネ(赤)」

葡萄の最優良年しか醸造販売しないワイン
南魚沼市産カベルネ種100%原料

オレンジ色を含む淡い赤色。
品種が持つ豊かな果実香に加え樽香とのバランス良い。力強い味わいの中に柔らかな渋味と酸味が特徴。

辛口・ミディアム

越後ワイン メルロー(赤)

越後ワイン メルロー(赤)の画像
「越後ワイン メルロー(赤)」

南魚沼市産メルロー種100%原料
深みのあるルージュ色。

樽香と果実香のバランスがよい。深い味わいと柔らかな渋味と酸味が特徴。余韻も充分楽しめます。

辛口・ミディアム

越後ワイン シャルドネ(白)

越後ワイン シャルドネ(白)の画像
「越後ワイン シャルドネ(白)」

新潟県産シャルドネ種100%原料

アロマとブーケを程よく調和させるため木樽で11ヶ月熟成させました。しっかりした酸と果実味を感じられる辛口白ワイン。

辛口・ミディアム

雪室貯蔵ワイン 雪季(せっき)(赤)

雪室貯蔵ワイン  雪季(せっき)(赤)の画像
「雪室貯蔵ワイン 雪季(せっき)(赤)」

雪室貯蔵ワイン 雪季(せっき)(白)

雪室貯蔵ワイン  雪季(せっき)(白)の画像
「雪室貯蔵ワイン 雪季(せっき)(白)」

アクセスなど

  • 所在地:南魚沼市浦佐
  • アクセス:関越自動車道大和スマートICから車で約5分
                JR上越線浦佐駅から車で約5分

地図で南魚沼のワイナリー・蔵元を表示<外部リンク>

問い合わせ先

株式会社アグリコア越後ワイナリー 電話025-777-5877

越後ワイン公式ホームページ<外部リンク>

 

 

【補足事項】
本ページは新潟県南魚沼地域振興局企画振興部が作成しています。
掲載内容については正確を期すよう努めていますが、情報が不足する点もあります。
ご利用の詳細及び最新情報につきましては直接、施設管理者(上記問い合わせ先)へお問い合わせ願います。

 

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