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1月28日(火曜日)に、2年目地区で策定を支援してきた将来プラン等の成果発表会を開催しました。
各地区からの取組発表とポスターセッションにより、作成した将来プランに盛り込まれた具体的な取組内容や、プランづくりを支援する場面で工夫した点やこれからの課題などについて、お互いに情報共有をしました。
発表の中では、集落の人から関わってもらう農業の仕組みづくりや、農産物などの直売所の設置といった農業分野の取組の他、地域の維持・活性化を目指した集落間での交流の場づくりや、若者が中心となった地域活動の実施なども紹介されました。
また、講師である一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所の藤山所長から、「これからの中山間地域振興に求められること」と題して御講演をいただきました。
講演では、
「地域人口の減少により、閉鎖的な地域単位では急速に人とのつながり(ネットワーク)が減少していく」
「地域内や集落間での連携、地域外との関係人口の強化が重要」
「地域外に向けて窓が開いていること、地域を訪れた人が立ち寄り、地域の人と話せる拠点などの存在が大切」
「中山間地域こそ、循環型社会に向かう必要があるのではないか」
といった、これからの中山間地域で必要なことについてご助言いただき、これからの新潟県の中山間地域推進へのエールをいただきました。
ビレッジプランに取り組んでこられた地区でつくられた「地区の目指す姿」が実現するよう、ビレッジプラン2030の主旨である「集落機能維持と併せた中山間地域の営農継続の取組」を引き続き支援していきます。