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アザレア育成系統の選抜会を開催しました!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0583494 更新日:2023年5月22日更新

 園芸研究センターでは平成2年度から花木鉢物の生産者組織である新潟県花木振興協議会の協力のもと、アザレアの品種育成を行っています。当センターでは、これまで同協議会から交配親に使用する品種の提供や、有望系統の選抜を一緒に行うなど新品種育成の加速化や効率化に向けて取り組んできており、これまでに「スノーシャイン」、「ひろか」、「越の淡雪」など7品種を育成しています。
 去る3月24日、新型コロナウイルス感染症対策が緩和されたことを受け、3年ぶりに協議会との合同の選抜会が園芸研究センターにて開催されました。協議会からはアザレア生産者をはじめ、関係卸売業者・JA職員や事務局の新潟市秋葉区役所職員など9名が参加されました。

 
 最初に、育種温室において、種をまいて3年目の初開花株およそ400株や、これまで選抜してきた有望系統数系統をご覧になっていただき、花の大きさ、花型、花色、香り、樹姿などにより、お一人お一人から市場性等に関する評価をいただきました。
 
 評価の高かった系統については、今後引き続き、栽培試験や増殖性等の特性検定試験を行っていきます。

 
 後半は、会議室にて品種育成の方向性への要望や今後の協力のあり方などについて意見交換を行いました。また、ベテラン生産者から売れ筋の花型・花色や、栽培に関するアドバイスなどもお聞きすることができ、大変有意義な選抜会となりました。
 園芸研究センターでは、少しでも早く、生産者のご期待にお応えできるよう、新品種の育成に向けて取り組みを進めていきます。
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