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農作業事故防止に向けて
農業者の高齢化などに伴い、毎年多くの農作業事故が発生しています。
事故の未然防止を図るため、農作業を行う際には、次のようなことに十分に注意してください。
事故防止例
・ほ場の出入り口や傾斜のある道路、段差、水路等の危険が潜む箇所を把握し、機械操作を慎重に行うとともに、必要に応じて安全対策をとる。
・「タオルを首に掛けない」「袖や裾の長い服装を身に付けない」等、作業時の服装に気を配る。
・機械の詰まり等を取り除く場合は、エンジンを切り、機械の停止を確認してから行う。
・草刈り機での作業は、周囲にいる人の状況や傾斜地での転倒防止等に十分に注意する。
・夏場やハウス内での作業では、熱中症が発生するおそれがあるため、こまめな水分補給と休息をとる。
農作業安全運動を実施しています
新潟県では、農作業事故防止を図るために「新潟県農作業安全運動」を通年実施し、このうち春・秋の農繁期を「特別運動期間」として定め、取組を強化しています。
実施期間
通年実施し、以下の期間を「特別運動期間」としています。
春の特別運動 4月1日から5月31日まで
秋の特別運動 8月20日から10月20日まで
令和7年度スローガン
声かけて 声かけられて 防ぐ事故!
重点推進事項
- 周囲からの高齢者等への声かけによる事故防止
- 作業前の周囲の安全確認とゆとりある作業の実施
- 機械の点検・清掃時におけるエンジン停止の徹底
- こまめな休憩と水分補給による熱中症予防
- 労働保険等への加入促進
- 農耕車等の公道走行に係る法令遵守の周知徹底
- 乗用型農業機械操作時のシートベルト・ヘルメットの着用徹底
運動実施機関・団体
新潟県、市町村、新潟県農業機械化協会、全国農業協同組合連合会新潟県本部、新潟県農業機械商業協同組合、新潟県農業共済組合、新潟県農業機械士会
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