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【新潟】林道
管内は、人口が多く木材消費地の新潟市を含んでおり、また、近年稼働したバイオマス発電所や合板工場の充実などにより木材需要は高い区域です。
林道等の路網整備により、素材の搬出コストを低減するほか、森林資源の有効活用の促進や土砂流出・土砂崩壊等の公益的機能の維持向上を図ることが可能となります。
現在五頭山の裾野で開設中の「五頭山麓南線」は平成32年度以降に全線開通の見込みです。
~林道紹介~五頭山麓線
阿賀野市の出湯口から村杉口までを結ぶ約5キロの五頭山麓線は、通称「やまびこ通り」と呼ばれています。
林道沿いには県内外の俳人や歌人による、250余りの歌碑や句碑が並んでおり、訪れる人はそれぞれの思いに浸っています。
他にも、トレーニングで走る人、散策する人、また蒲原平野を見下ろしながら森林の香りを満喫する人もあり。それぞれが自由に森とふれ合うことができる場所です。
~林道紹介~新発田南部線
新発田南部線は地域林業の活性化などを図るため、月岡温泉に近い景勝地「剣龍峡」を起点とした総延長約12キロの林道で、平成21年度に開通しました。
林道からは新潟平野や新発田の市街地が眼下に広がり、峠付近では二王子岳や飯豊連邦が一望できます。