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むらかみ・いわふね珍風景（珍風景番号28）
北限の茶処村上ならではの逸品。紅茶のソフトクリーム。（珍風景番号28）
北限の茶処として有名な村上。お茶といえば、緑色の煎茶をイメージしますが、お茶に含まれる酸化酵素により発酵させることで紅茶としても味わうことができます。
村上茶を使った紅茶は「雪国紅茶」という商品があります。
今回は、その雪国紅茶を使った「紅茶ソフトクリーム」のご紹介です。抹茶のアイスやソフトクリームは一般的ですが、紅茶のソフトクリームってなかなか見かけないですよね。
この「紅茶ソフトクリーム」を販売されているのは、雪国紅茶を開発した村上市長井町にある「冨士美園」です。
冨士美園の栽培・製造責任者である飯島剛志さんが、お茶の歴史や茶業について文献を調べているうちに、明治時代に村上で紅茶がつくられ、アメリカや旧ソ連に輸出されていたということを知ったそうです。そこから在来種による紅茶の開発に取り組み、平成16年に雪国紅茶として一世紀ぶりに村上産紅茶が誕生しました。
そんな雪国紅茶を一味違った形で味わうことができるのが「紅茶ソフトクリーム」。見た目はやさしいベージュ色ですが、味は濃厚で、紅茶独特の華やかな香りと、お茶本来の苦みが楽しめる逸品です。販売は3月～10月の期間限定、価格は250円です。
冨士美園では、「紅茶ソフトクリーム」の他にも「抹茶ソフトクリーム（村上茶入）」や手軽に飲めるペットボトルに入った緑茶や雪国紅茶もあります。もちろんこれ以外に普通のお茶や茶道具も販売しています。
また、3月1日～4月3日まで「第13回村上町屋の人形さま巡り」が開催中で、冨士美園にも古くから大切にされてきた人形さまが展示されています。
さて、寒かった冬も終わり、これからポカポカ陽気の春が訪れます。春のお出かけには是非、村上の町屋散策へお越し下さい。そして、散策の途中には雪国紅茶の「紅茶ソフトクリーム」で一息ついてはいかがでしょうか。
「紅茶ソフトクリーム」についての詳細は下記へお問い合せ下さい。
冨士美園 Tel 0254－52－2716
お店で販売されている「雪国紅茶」。パッケージもかわいい。
無着色・無糖・無香料の雪国紅茶。フルーティな香りとほのかな甘みが魅力的です。
村上市長井町にある冨士美園
関連情報
- 冨士美園（冨士美園ホームページへリンク）＜外部リンク＞
これまでの珍風景
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掲載日：平成24年3月2日
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