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【糸魚川】有毒植物による食中毒に注意!
有毒植物の誤食による死亡するケースが発生しています!
高齢者が山菜狩りなどで有毒な植物を採取し、誤食したことによる死亡する事例が多数発生しています。
食用の野草に混じって有毒植物が生えていることがあります。
山菜狩りなどをするときは、1本1本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。
もし、野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けるようにしてください。
【参考】
・有毒植物による死亡例が発生しています(厚生労働省作成リーフレット)】 [PDFファイル/1.29MB]
・有毒植物による食中毒に注意!(新潟県作成リーフレット) [PDFファイル/1.1MB]
・自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省のページにリンク)<外部リンク>
食用と間違えやすい有毒植物の例
県内での有毒植物による食中毒ワースト1~バイケイソウ、コバイケイソウ~
【間違えやすい食用植物】 オオバギボウシ(ウルイ)、ギョウジャニンニク ※特に芽の見分けがつきにくい。
【症状】 食後30分~1時間で発症し、おう吐、手足のしびれ、めまい、呼吸困難などがみられる。重症化で死亡することもある。
その他の間違えやすい有毒植物
スイセン
スイセン
【間違えやすい食用植物】
ニラ、ノビル、タマネギなど
【症状】
食後30分程度で発症する。主な症状は吐き気、嘔吐、下痢。
頭痛、流涎、発汗、昏睡、低体温などが起きる場合もある。
トリカブト
トリカブト
【間違えやすい食用植物】
ニリンソウ、モミジガサなど
【症状】
食後10~20分以内で、口唇・舌・手足のしびれ、嘔吐、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下、けいれん、呼吸不全に至り、死亡することもある。
イヌサフラン
イヌサフラン
【間違えやすい食用植物】
ギョウジャニンニク(葉)、ギボウジ(葉)、ジャガイモ(球根)、タマネギ(球根)
【症状】嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難などを起こす。
重症の場合は死亡することもある。
ヒメザゼンソウ
ヒメザゼンソウの若い葉
【間違えやすい食用植物】
オオバギボウシ(ウルイ)など
【症状】
食後すぐに唇のしびれ、口の中の腫れ、胃痛などをおこす。
「有毒植物に要注意!」リーフレットはこちら[PDFファイル/367KB]
県内での「有毒植物」による食中毒の発生状況は?
令和3年の発生状況
発生していません。
平成29年~令和3年の発生状況
- バイケイソウやコバイケイソウをオオバギボウシ(ウルイ)と間違えて食べてしまうことによる食中毒が多く発生しています。
- 山菜と有毒植物は同じ場所に生えることが多いので、よく確認して採るようにしましょう。
- 間違えやすい山菜等と有毒植物を離して植える等の予防も必要です。
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